住宅価格2.3%下落 12月は微増で「反発」兆候も

 ブラジル貯蓄・不動産信用機関協会(Abecip)が1月27日に公表した居住用不動産市場総合指数(IGMI―R)によると、ブラジル国内の居住用不動産の販売価格は2016年に2.26%下落。市場は、0.20%の下落を記録した15年よりもさらに悪化した。同指数は、9州の州都において金融機関が提供する評価報告書に基いた調査によってまとめられる。伯メディアが同日付で伝えた。

 16年を通して市場が不調だったにもかかわらず、同調査は、住宅価格が12月に0.08%上昇したことを示している。これは15年以降で初の上昇だ。同協会は、12月の結果は、不動産市場における下落傾向が反発する兆候と捉えることができると評価。「ブラジル経済のファンダメンタルズのために期待されているものと一致して、17年の初頭に始まったこの傾向の反転は、不動産の名目価格の下落の停滞、先行き数カ月にわたる実質価格の安定への準備を示しているといえる」との声明を発表した。

 16年には調査対象9州都のうちの7州都で名目価格が下落した。最も大きな下落を記録したのはリオ(3.85%安)で、ベロ・オリゾンテ(3.55%安)、サルバドール(2.87%安)が続いた。サンパウロの下落率は2.39%だった。これらとは逆に、フォルタレーザとゴイアニアではそれぞれ0.73%、0.25%の価格上昇を観測した。また、12月だけを見た場合、下落したのは4都市で、それら以外の5都市では価格が上昇した。最も大きく下落したのはフォルタレーザ(0.46%安)、逆に最も大きく上がったのはサンパウロ(0.09%高)だった。

2017年2月11日付

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