保育園放火 消火器も非常口もなし 市長「予測してなかった」

 【既報関連】10日付伯字紙によると、多くの幼い命を奪った放火殺人事件の舞台となったミナス・ジェライス州ジャナウーバ市内の保育園には非常口も防火計画も存在せず、消火器すら備えられていなかったことが分かった。

 同市のカルロス・イザイルドン・メンデス市長(PSDB)は「我々は犯行を予測していなかった」と述べて消防当局による防火安全上の許可を得ていなかったことを正当化した。同市長によれば、ブラジルの大多数の自治体は同じようなものだという。メンデス市長は「子供たちが死んだのはこのことが理由ではない。例えば(テロの標的となった米国の)ツインタワーは予防の上で世界で最高の構造を持っていた。そしてその構造は攻撃(による犠牲)を減らせなかった。しかし、(保育園で起こった)悲劇は教育施設の構造に新たな方向性を与えるための警告として役立つ」と話す。

 同市では9日、市立の23の教育施設で消防当局による検査が実施された。消防士の1人は「残念なことに、人々は何かが起こった時にだけ予防を思い出す。(安全対策への)投資はとても小さなものであり、このような状況の結果として愛する人を失った家族の痛みとは比べものにならないということを、我々は繰り返し主張する必要がある」と訴える。

 事件があった保育園は安全設備が欠如していただけでなく、火の回りを早くするPVC(ポリ塩化ビニル)の屋根材などを構造物として使用していた。

2017年10月11日付け

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