保護地域で火災多発 州は非常事態を宣言

800万レアルを緊急支出、消火活動に

 ミナス・ジェライス州の消防当局発表として伝えた19日付伯メディアによると、大ベロ・オリゾンテ都市圏にある植物群生地では17日に142カ所、18日に69カ所、2日間合計で211の火災が発生した。これらの火災はすべて消し止められたが、同州内では環境保護地区などでの火災が多発しており、フェルナンド・ピメンテル知事(PT)はこの事態を受けて非常を宣言、消火活動のために急遽800万レアル(約2億4000万円)の支出を決めた。

 19日午前中には、環境保護地域における火災発生の報告はなかったが、消防隊員らは7件のぼやを確認、消火した。同日午後2時40分頃にはこの日8件目となるぼや発生の通報を受け、ノバ・リマ市の現場に出動した。

 同州環境局公表の最新の報告によると、州全体では20カ所の環境保護地域で消火活動が続けられている。18日には、5日間にわたって燃え続けたベロ・オリゾンテ市セーラ・ド・ローラ・モッサ州立公園での火災が収まった。同エリアは引き続き空からの監視が続けられる。

◆非常事態を宣言
 州内の環境保護地域で火災が多発しているため、ミナス・ジェライス州政府は非常事態を宣言した。この措置によって、迅速に消火活動を進める事ができるようになるほか、連邦政府からのものも含む資金の拠出が容易になる。

 また、同州のピメンテル知事は、州内各地での消火活動に充てるために800万レアルの緊急支出を決めた。州環境局のサービオ・ソウザ・クルス局長が19日午前、ベロ・オリゾンテ市内で発表した。この800万レアルは、機器の購入費用や航空機のレンタル料、他の緊急措置などの費用に充てられる。

 ピメンテル知事は、公園内や保護地域での火災が多発しているため非常事態を宣言。18日付官報の号外に掲載された非常事態宣言に伴う命令は、告知後90日間有効となる。

 この命令は、長期間に及ぶ干ばつによって生じている火災の多発が、人や物、そして環境に取り返しのつかない、あるいは修復困難な様々な危険を及ぼすと捉えている。今回の発令によって容易になる措置の一つは、必要に応じて航空機や給水タンク車のレンタル契約が容易に結べるようになることだという。政府の広報は、消防当局や民間防衛局、軍警察、その他の機関などからの人的資源の動員もまた迅速に行われることになるとしている。

2015年10月21日付

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