債務不履行者 12カ月連続で前年超え

 延滞債務を抱えて信用機関の債務不履行者リスト、いわゆる「ブラックリスト」に名を連ねているブラジルの消費者の数が12カ月連続で前年同月に対して増加した。

 全国商店経営者連合(CNDL)とクレジット保護サービス(SPC Brasil)が11日に公表した調査結果によると、2018年9月時点でデフォルト(債務不履行)に陥っているブラジルの消費者は6240万人と推定されている。この数字は17年9月時点の数に比べて3.9%大きく、また、焦げ付かせた債務を抱えていることで資金の借り入れや分割払いによる物やサービスの購入が困難になっている人の数が、ブラジルの成人人口の40.6%に達していることを示している。

 同日付伯メディアによると、依然として非常に多くの消費者が債務不履行に陥っていることについてCNDLのジョゼー・セーザル・ダ・コスタ会長は「失業率は高いままで、収入は近年の経済危機以前の水準を上回っておらず、消費者らの予算と支払い能力に害を及ぼしている。この状況は労働市場の改善でしか逆転させることはできず、労働市場の改善にはより力強い経済回復が必要だ」と述べ、ブラジル国内のデフォルト率はこの先も高い水準を維持するとの見方を示した。

 同調査によれば、17年9月に対する債務不履行者の増加率が最も大きかったのは10%増を記録した65~84歳の層だった。CNDLの推計では、この年齢層の債務不履行者は18年9月時点で540万人だった。増加率が2番目に大きかったのは50~64歳(6.2%増)で、債務不履行者数は推定1290万人、その次に増加率が大きかった40~49歳(4.9%増)は今年9月時点で1400万人がデフォルトに陥っていると見られている。

 なお、債務不履行者の数が最も多い年齢層は30~39歳で、その数は全体の51.5%を占める1770万人と推定されている。

2018年10月16日付

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