児童労働260万人 14歳以下の4割は貧困状態に

 ブラジル玩具工業会(Abrinq)を母体として1990年に設立されたアブリンキ財団(Fundação Abrinq pelos Direitos da Criança e do Adolescente)が21日公表した調査結果によると、ブラジルでは260万人の児童・少年(5~17歳)が児童労働の境遇に置かれているという。

 同調査は、ブラジル地理統計院の全国家庭サンプル調査(Pnad)のデータを基に、2014年から15年にかけて、児童労働の境遇に置かれている5~9歳の児童の数は8500人増加、10~17歳の児童・少年の数は逆に65万9000人減少したとしている。

 また、IBGEや保健省、教育省、そして児童労働を告発するホットラインなどの最新のデータを収集してまとめたところ、ブラジルの児童労働のほとんどは同国の北東部と南東部、南部に集中していると指摘している。

 同調査はまた、ブラジルの0~14歳人口の40・2%(1730万人)が低所得世帯に暮らしているとしている。

 世帯人1人につき最低賃金の半分以下で生活しているという貧困状態にある子供達はブラジル北東部と北部に最も集中しており、貧困状態にある子供の割合はそれぞれ60%、54%と非常に高い。

 さらに、1人当たりの収入が最低賃金の4分の1以下という「極度の貧困」状態の中で生活している0~14歳の児童・少年は、この年代の全人口の13・5%、580万人に上る。

 同調査はさらに、ブラジル北部で生まれた子供の25・5%は、19歳以下の母親から生まれたと報告している。

2017年3月22日付

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