入札不正と公金詐取を捜査 元ベレン市長を拘束=パラー州

 連邦警察は1日、パラー州都ベレン市の公共入札における不正と公的資金詐取の疑いで強制捜査を実行した。捜査対象のグループと関係のある企業による落札、契約を通じて資金が詐取されていた疑いが調べられており、公的資金への損害額は4億レアルに達するとみられている。国内メディアが同日付で伝えた。

 1日の作戦には、連邦検察庁と国家透明性総監督省、国税庁が協力。ベレンのほか、サンパウロ、ブラジリアで計5件の一時勾留令状と14件の捜索押収令状、4件の強制連行令状が執行された。一時勾留の対象者には、2003~04年に上院議員、05年~12年までベレン市長を務めたドゥシオマル・ゴメス・ダ・コスタ氏が含まれている。コスタ元市長は、捜査対象のグループを指揮していた疑いがもたれている。

 連邦警察によれば、コスタ元市長の在任中、親族を含む同氏に関連のある人々とつながりのある企業が、ベレン市との契約を通じて公的資金を受けた疑いが調べられている。

 いくつかのケースでは、落札した企業から他の企業への外部委託契約もあり、これらの契約を通じて容疑グループ側に資金が渡っていた疑いもあるという。

 今回の捜査は、連邦検察庁から国家透明性総監督省に、4つの企業とベレン市の入札プロセスに関する分析が要請されたことを受けて始まった。同省は、監査の結果、元市長に関連した人々のグループに結びついたこれらの企業に便宜をはかるため入札で不正が行われた形跡が確認されたと指摘している。

 捜査当局により特定された公的資金への損害額は少なくとも4億レアルに上り、その中には成長加速化計画(PAC)やスポーツ省との協定など、連邦の資金も含まれているとされる。

2017年12月2日付け

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