全競技場でテロ対策 リオ五輪に向け軍少将

 リオ・デ・ジャネイロ市の海軍学校で11月24日、陸軍特殊作戦部隊司令官のマウロ・シノット少将が来年のリオ五輪・パラリンピック開催中に行う対テロ作戦計画を発表した。

 アジェンシア・ブラジル通信によれば同司令官は、競技が行なわれる全ての場所で個別のテロ対策を実施するとしており、テロ対策センターには、同市の東部軍部隊系列のテロ予防撲滅共同部隊から要員が派遣されると説明している。

 サッカーの試合が行われる開催都市や、リオ市の競技会場では、統合戦略センターを設置。同司令官は、特に化学、細菌、放射線・核分野など、全ての軍活動が公安部門の活動と協力して行われるとしており、治安を守る各機関によって進められている協力活動の重要性を強調している。

 さらに同司令官は、競技開催中に疑わしい状況を警告、あるいは通報したりできるよう、様々な分野に従事する人たちを訓練するために、ブラジル情報庁(Abin)と法務省の協力で国防省により執行されるプランについて言及。「我々の目的は、最も重要である予防的な役割に注意を払う事が出来るよう、一人でも多く訓練する事である」と述べている。

 そのため、今後数カ月以内に、五輪・パラリンピックの仕事をする人や、タクシー運転手やバスの運転手、またホテル、バーなどの大勢が集まる公共の場所で働く人たちを対象にした啓蒙プロセスを開始するという。

 2016年リオ五輪に向けた国防省のテロ対策活動は、リオの海軍学校で3日間にわたって行われた法務省主催の国際会議で発表された。この会議には、来年のオリンピック参加する70カ国以上の代表者達が出席している。

2015年12月1日付

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