公的資金横領疑いで捜査 研究補助、奨学金など700万R$か=パラナ連邦大

 連邦警察は15日、パラナ連邦大学(UFPR)に向けた公的資金が横領されていた疑いで、パラナ州とマット・グロッソ・ド・スル州、リオ・デ・ジャネイロ州で強制捜査を実行した。国内各メディアが報じている。

 この日の捜査作戦は国家総監督庁、国家会計検査院と共同で行われ、29件の一時勾留令状と8件の強制連行令状、39件の捜索押収令状が3州の州都を含む計9市で執行された。15日の時点で28人が勾留されている。

 連邦警察によると、この捜査では、2013年から16年にかけて、助成金が同大学と関係のない不特定多数に体系的に不正送金されていた疑いが調べられている。

 警察では、研究者への補助金という名目で、パラナ連邦大学と関連のない多くの国内および国外在住者に奨学金が不正に支払われた具体的な証拠があるとしている。

 資金を受け取っていた人の中には運転手や美容室経営者もおり、身代わりであった疑いもあるという。また、通常の研究者への補助金額を大きく上回る月2万4000レアルが支払われていたケースもあったという。

 同大学の職員2人が、27人分の研究助成金として少なくとも730万レアルの横領に関与した疑いがもたれている。2人は15日午前中に逮捕され、クリチバ連邦裁判所判事により公職停止が決定されている。

 大学側は同日発表した声明で、今回の横領疑惑について、昨年から同大で内部調査が行われ、同大から連邦警察に持ち込まれたことを明らかにした。15日に勾留された2人の職員は、昨年末に就任した現大学総長により活動停止とされているという。

 同大総長はまた、大学内に奨学金・補助金支払いを管理するための委員会と、大学の情報公開計画策定のための委員会を設置することも決定している。

2017年2月17日付け

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