共同生活で日本文化を学習 第18回日本語ふれあいセミナー

共同生活で日本文化を学習 第18回日本語ふれあいセミナー
来賓らと記念撮影

例年より少ない男女72人が参加

 ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)主催の「第18回日本語ふれあいセミナー」の開講式が、17日午前9時からサンパウロ(聖)市ビラ・マリアーナ区の霊友会会館で行われた。今年のセミナー参加生徒は例年より少なく、男女合わせて72人。ブラジルの聖市を中心に伯国内のその他の地域と、ボリビア、アルゼンチンからも生徒が参加している。また例年通り、日本語能力が上級のモニターと呼ばれる生徒もボランティアで参加。セミナーではリーダーシップを発揮して、生徒らを引っ張っていく。

 雨が降る中で行われた開講式には、来賓として在聖日本国総領事館の佐藤卓央領事をはじめ、日系団体の代表や在伯邦字紙の代表ら7人が出席した。

 日伯両国歌斉唱の後、立花理事長があいさつに立ち、「サンパウロへようこそ」と参加生徒らを歓迎した。続けて、「日本語離れが進み、日系人が集まってこのような活動をすることはブラジルでは難しくなってきている」と伯国の日系社会の現状を明かし、「これは当センターにとっても、日系社会にとっても重要なセミナーだと考えている」と話した。

 その後、あいさつに立った佐藤領事はインターネット社会の中で、日本語学習の方法も変わってきていると最近の傾向について言及。「共同生活を送るセミナーに参加することで、礼儀作法など違う形で日本語を学べると思う。大切なのは物事への姿勢とやる気。参加者の皆さんが日本語を生かして、いつか日伯の懸け橋になることを期待しています」と激励した。

 最後に記念撮影をし、その後はモニターによるあいさつの仕方の指導など、オリエンテーションとそれぞれの自己紹介が行われた。

 アルゼンチンからの唯一の参加者となった帰山(かえりやま)マティアスせいじ君(16、3世)は、「緊張しているが、JICAの研修で一緒だった友人がいるのであまり不安はない。日本語の勉強を始めて3年。この機会に日本語力を向上させたい。セミナーでは日本食を食べるのが楽しみ」と目を輝かせた。

 セミナーは17日から20日まで行われ、生徒らは折り紙や切り絵の日本文化の学習、サンパウロ日本人学校の生徒との交流、リベルダーデ散策などを通じ日本語を学ぶ。また、一日の最後にはグループディスカッションを行い、生徒ら自身が日本語で考え、意見を発表することができるような工夫が行われている。

2016年1月19日付

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