兵庫県若手農業リーダー研修 ブラジルの広大な土地に感銘受け

兵庫県若手農業リーダー研修 ブラジルの広大な土地に感銘受け
兵庫県人会員らと記念撮影する研修生一行

 今年で38回目となる兵庫県若手地域農業リーダー海外派遣団(橘田達慶団長)が12日から来伯し、サンパウロ(聖)州とパラナ州の各地で約2週間の研修を行った。今年度は兵庫県立農業大学校から2人、同県立農業高校、同県立播磨農業高校、同県立山崎高校、同県立氷上高校から9人の計11人の生徒が参加した。

 橘田団長によると、ブラジルの大規模な農業と日本の農業を比較することで農業に対する理解を深め、日系人との交流を通じてフロンティアスピリットを学び、兵庫県の新たな農業の担い手を育成することが同研修制度の大きな目的だという。

 一行は12日に聖市到着後、マリリア市に移動し、牧場やコーヒー農場、果物農園を見学。14日はJACTO社や養鶏場、牧場を訪問し、15日にはパラナ州マリンガ市の日本庭園や農場等を視察した。また、同市では日系人の一般家庭でホームステイ体験も行った。

 18日はクリチバ市へ移動し、山下農園やブラジル兵庫県事務所、パラナ州政府機関を訪問。19日はイグアスの滝に足を運び、観光を満喫した。

 一行は20日、聖市に戻り、リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで集まったブラジル兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)会員ら8人と食事を楽しみ、懇親を深めた。

 「もっと交流を深められたら」と願う松下会長は、今年から新たに聖市でも同県人会員の自宅で研修生を受け入れ、ホームステイがてきるよう尽力した。

 懇親会では、研修生が順番に研修の感想を語った。鬼丸琴音さん(播磨農業高校1年)は日本では小さい牛舎に牛を入れているが、ブラジルでは広い土地に牛を放牧していて驚いたという。「日本でも牛を牛舎の外に出して、少しでも牛のストレスを発散させてあげたい」と語った。

 大西未葵さん(氷上高校1年)は、セズマール大学農場で700ヘクタールもの広大な土地に1ヘクタールごとに作物が均等に育てられていることに感銘を受けたという。

 ブラジルの大規模農業に憧れを抱いたという高坂昇矢さん(農大1年)は「自分もブラジルで大規模に作物を育てたい」と意気込んだ。

2016年11月24日付

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