出入国審査の自動化開始=グアルーリョス空港

 サンパウロ州のグアルーリョス国際空港で25日から、ブラジル人旅行者向けの出入国審査を自動で行う「Eゲート」のテスト導入が始まった。このゲートを利用すればこれまで1人当たり3分掛かっていた審査時間を30秒に短縮できるという。25日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

Eゲートでは、スキャナーにパスポートをかざすとICチップの情報から出入国が可能かどうかが自動的に確認される。同時にカメラで旅行者の顔写真も撮影され、パスポート上の写真と自動照合される。この中で問題がなければ自動でゲートが開く仕組みとなっている。

 現段階ではICチップ入りのパスポートを持つ18歳以上のブラジル人のみが利用対象者となるが、グアルーリョス空港を利用する旅行者の大半はブラジル人のため出入国審査場の混雑緩和が期待されている。

 利用対象外の旅行者はこれまで通り入国審査官が審査を行うゲートを利用することになるが、利用対象者でも従来通り手動審査の列に並ぶことも可能となる。

 まずは国際線専用の第3ターミナルに設置されたEゲート9台が利用開始となる。第2ターミナルにも既に7台が導入済みで、来年2月までに計16台のEゲートがすべて稼働開始の予定だ。

 ブラジルでは2011年1月から今年8月までに747万冊のICチップ入りパスポートが発給されており、16年までにはすべてのパスポートがICチップ搭載になるとみられる。

2014年9月27日付

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