出生率は減少傾向に 1家族の子供は平均1.7人

 17日に発表された国連人口基金(Unfpa―ONU)の世界人口状況レポートによると、ブラジル人の家族は、平均1.7人の子供がいる。17日付エスタード紙が報じた。

 1960年代のブラジル人家庭1家族に子供は6人だったという。それが現在では、ブラジルでの出生率は、ラテンアメリカ(2人)と世界(2.5人)の平均よりも低くなっている。

 この調査では、ブラジルが南米とカリブ地域の他の11カ国(ドミニカ共和国、コスタリカ、エルサルバドル、メキシコ、ニカラグア、アルゼンチン、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ)と比較して、出生率が最低であることが明らかになった。

 ブラジル人女性の初産は平均26歳。出生率が最も低い3カ国のうち、チリとエルサルバドルの出生率は1.76人と同率だった。Unfpaのジャイメ・ナダル代表は、この傾向は2020年まで継続するといい、「この割合は、ブラジルの女性1人当たり子供2.1人の出生率以下に抑えている。つまり、人口は減少傾向にある」と説明している。

 同代表によると、人口の高齢化の過程が、「より速くより増加」することが予想されている。そして、「現在は子供の数が少ないだけでなく、さらに長生きしている」と述べている。ブラジルにおいて2つのシナリオ、つまりカップルや女性が、仕事や個人的な生活を調整することができないために子供の数を制限したり、公的医療サービスや避妊方法が困難なことから、この選択ができない女性達が多いという。

 同代表は、学歴が0~4年の女性達は、平均2.9人の子供がいると指摘する。一方、12年以上の学歴がある女性達の場合は、1.2人を超えないという。同代表にとって最大の挑戦は、全ての地域や全ての所得層、そして全ての学歴にある女性達に「選択の権利」を与えることだという。そして、「教育のサイクルを完了し、暴力を受けず尊重された生活を営むという少女や女性の権利とかなりの関係がある」と説明している。

◆伯国の人口は減少傾向

 ブラジルの人口は、今後30年間は2億3320万人程度で推移すると予想されている。しかしブラジル地理統計院(IBGE)によると、2047年からは徐々に減少していき、2060年には2億2830万人になるという。この年には、65歳以上の高齢者達は人口の4分の1に達する。

2018年10月19日付

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