前年9月を24%上回る 自販連、年間予想をプラス修正=国内新車

前年9月を24%上回る 自販連、年間予想をプラス修正=国内新車
国内新車販売数(登録ベース、Fenabraveまとめ)

 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が3日公表した資料によると、2017年9月のブラジル国内の新車販売台数(登録ベース)は、乗用車と軽商用車、トラック、バスを合わせて19万9227台だった。前の月に比べて7.99%少なかったものの、16年9月に対しては24.55%増と大きく伸びた。これで1~9月累計の販売台数は前年同時期を7.36%上回る161万9786台となった。

 3日付伯メディアによれば、自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長は9月の結果を、ここ数カ月の間に堅固になってきている自動車市場の期待されていた改善を確認するものだと評価。「9月は8月に対して落ち込んだものの、1営業日当たりの販売(登録)台数は(8月を)上回った。この1日当たり販売台数の上昇の動きは金利低下、失業率低下、デフォルト(債務不履行)率低下といったプラス要因を反映している。これらの要因はともに、消費者の購買意欲に積極的に作用した」との見解を示した。

 また、今年の残り3カ月の動きについて同氏は「我々は10月、11月、12月に月間販売台数20万台のレベルに戻ることを期待している」と明かし、その上で重要なポイントとなる乗用車及び軽商用車購入のための自動車ローンについては「今年初めにはローンの申し込み10件の中で審査を通ったのは3件だった。それが今は10件中3.4件に増えた。これは良いことだが、いまだに大きな拡大余地があることを示している」と述べ、銀行各行の審査緩和に期待を寄せた。

◆年間予想を218万台に上方修正

 自販連は3日、9月までの結果を踏まえた上で17年の年間販売台数の予想を上方修正するとともに、18年はさらなる好結果が得られるとの見通しを示した。

 修正後の数字は、これまで前年比2.4%増とされていた乗用車と軽商用車は前年比9.9%増の218万3000台、前年比11.5%減とされていたトラックは同2.0%減の4万9300台、そして前年比5.5%減とみられていたバスは同8.8%増の1万4700台。

 18年については、新車販売を引っ張っている信頼感の上昇と金利の低下によって今年よりもさらに良い結果となる可能性があるとし、アスンソン会長は「政治的危機が経済問題を揺さぶらないならば、今年よりも一層ポジティブな数字を得ることはほぼ確実だ」と自信を見せた。

◆ルノーがシェア伸ばし4位に

 今年9月の販売台数最多は、乗用車はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。オニキスの販売台数は前年同月比36.9%増、前月比6.9%減の1万7236台、ストラーダは前年同月比4.8%増、前月比9.5%減の4621台だった。日本のメーカーの中では今月もトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの販売台数は前年同月比25.8%増、前月比9.6%減の6036台、同様にハイラックスは7.0%減、7.8%減の2694台だった。

 乗用車と軽商用車を合算した同月のメーカー別シェア上位5社はGM(18.21%)、フィアット(13.02%)、フォルクスワーゲン(VW、12.01%)、ルノー(Renault、10.58%)、フォード(Ford、9.70%)。8月には7.80%で7位だったルノーがシェアを伸ばして一気に4位に浮上。フォードは順位こそ動かなかったが、シェアは8.84%から拡大した。上位3社は軒並みシェアを落とした。また、日本勢はトヨタ(7.85%)、ホンダ(5.00%)、日産自動車(3.98%)が7~9位に名を連ねた。

2017年10月7日付

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