医療診断機器の不正輸入捜査 脱税による損害は2千万レアルに

 連邦警察は16日、国内19州の計47市と連邦直轄区で、医療診断機器の不正輸入の疑いに関する捜査作戦を実行した。サンタ・カタリーナ州のサン・ミゲル・ド・オエステ市連邦裁判所が発行した61件の捜索押収令状が執行された。連邦警察によると、これらの医療機器はサンタ・カタリーナ州ヂオニジオ・セルケイラ市の統合コントロール税関を通過していたという。エスタード紙が16日付で伝えた。

 2017年8月に開始された捜査作戦の第2段階目となる今回の作戦では、輸出入業者の企業家や法人、転売業者、診療所、病院、税関の手続き代行業者、そして容疑グループに違法に資金を渡していたとされる両替人が捜査対象となっている。

 一連の捜査は、13年10月にヂオニジオ・セルケイラの税関で医療機器の貨物が押収されたことをきっかけに始まった。その時には、計300万レアル相当の断層映像装置、乳房X線撮影装置、その他の高額機器が押収されており、脱税額は200万レアルに上った。申告書類には、一般商品とのみ記載されており、申告額は18万ドル(実際の価値の10%のみ)だったという。

 第1段階の捜査では、13件の不正輸入取引が特定されており、そのうち10件はSISCOMEX(貿易業務統合処理システム)での申告が全く行なわれずに国境を越えており、その他の3件ではSISCOMEXの登録が偽装されていたという。

 連邦警察によると、捜査対象のグループは、これらの取引において輸入上支払うべき全ての連邦税を脱税しており、連邦税だけで公会計に2000万レアルの損害を与えたと推計されている。

 これらの機器は非合法に輸入された後、輸入企業によって印刷機械として発行された税務伝票により、サンパウロ市の倉庫に送られていたという。

 その後、その倉庫から転売者や、または機器を購入した診療所や病院などの第三者に引き渡されていた。その際に、「機器の追跡を防止、または困難にさせるため」、機器を倉庫に送った法人とは異なる法人により税務出荷伝票が発行されていたという。

2018年1月18日付け

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