半年で1万件超の暴力 ミナス州内の学校で

 ミナス・ジェライス州公共保安局が行った集計によると、今年1月から6月の期間に同州内の公立および私立学校内で1万600件の暴力事件が記録された。最も多かったのは窃盗(28.2%)で、脅迫(9.1%)、喧嘩(7.9%)と続いている。ニュースサイトG1が8日付で伝えた。

 データによれば、18年上半期に記録された暴力事件の件数は、17年同期の1万2913件から17.9%減少した。17年の1年間に記録された校内暴力の件数(2万6995件)も、前年の16年(3万423件)と比べ11.27%減少している。

 州都ベロ・オリゾンテにおける今年上半期の暴力事件数も、前年同期の2019件から1759件へと減少した。17年全体の件数(4230件)も、前年の4367件から減少している。同市のみでみても、窃盗、脅迫、喧嘩が最も多くなっている。

 このデータには、教育機関にアクセスする学生、教育労働者およびその他の職員達が関係した身体的傷害、財産に対する損害、侮辱や言い争いなどが含まれている。

 教室内での暴言や興奮した生徒、同級生や教師への無礼な態度は珍しくなく、極端なケースでは、警察沙汰になった事例もあるという。

 ベロ・オリゾンテ市西部にある州立校では、14歳の男子生徒がナイフを所持していたため、学校側が警察に通報した。この学校の校長は、「我々が素早く行動し、警察の介入があったので、誰も怪我をしなかった。新しい生徒で、別の生徒と不和があり、ナイフを持って校門に来ていた。そのニュースがここに届いたので軍警察を呼んだ」と、今年の初めに起きた事件について説明している。

 この校長によれば、警察沙汰になるような極端な状況は、年に2、3回起きているという。この学校では、こうした問題を討論する必要性を考慮して、教師と保護者、生徒を交えて暴力に関するグループ討論を実施しているという。

 同校でポルトガル語を教える女性教師は、この討論の参加者の一人であり、既に校内での暴力事件を経験している。生徒達の無礼な態度から、何度も転職を考えた事があるというこの教師は、「教室内での言葉による攻撃は何度も起きている。男子生徒達は、何かの問題を抱えていたり、学校外で受けた仕打ちを校内に持ち込むことがある」と述べている。

 この学校で11年間教えている同教師は、話し合いは問題が起こる事を回避する助けになっているとし、「コントロールしなければならず、状況を悪化させないように、その時には大人である事を忘れてはいけない。自分はいつも、会話して和解するように努めている」と語っている。

2018年8月10日付

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