南米─欧州の自由貿易協定 いよいよ締結

 ブラジルとアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラを正式加盟国(ベネズエラは現在資格停止中)とするメルコスール(南米南部共同市場)と欧州連合(EU)は28日、両者間の自由貿易協定締結に向けた交渉を終了させた。ブラジル政府の複数の情報筋の話として伝えた同日付伯メディアによると、メルコスールとEUの自由貿易協定締結は間もなく、公式に発表される。
 財物やサービス、投資、政府調達を包含する自由貿易協定は、メルコスールとEUの間で20年間にわたって議論されてきた。そして先週、専門家らによる交渉の最終ラウンドが始まり、交渉の進展を受けてメルコスールとEU双方の閣僚が招集され、ベルギー・ブリュッセルでの会合は27日に閉じられた。
 伯メディアは、メルコスールとEUの合意は画期的な出来事であり、EUによって署名された自由貿易協定としては日本との間で結ばれたものに次いで2番目に大きなものだと伝えている。
 この協定によって両者間ではほとんどの製品を無関税で取り引きすることが可能になるが、そうなるまでにはまだ一定の時間がかかる。EU側はより早い段階で関税を撤廃するが、一部の農業製品については無関税輸入の割当枠を維持するものとみられる。また、メルコスール側が大部分の取り引きを無関税化するにはこれからさらに10年かかる可能性がある。

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