原沢和夫さんが死去 援協会長などを歴任

原沢和夫さんが死去 援協会長などを歴任
在りし日の原沢さん(松田正生記者撮影)

 第4代サンパウロ日伯援護協会(援協)会長、ブラジル日本文化福祉協会(文協)評議員会長などを歴任したコロニアの重鎮、原沢和夫(はらさわ・かずお)さんが13日午前5時頃、老衰のため入居先の援協施設あけぼのホームで亡くなった。享年93歳。新潟県出身。

原沢さんは1952年、戦前移住者で綿、落花生などの仲買商として成功していた兄の呼び寄せにより、貨物船「大瑞丸」で渡伯。翌53年、サンパウロ(聖)市内に「原沢兄弟商会」として支店を開き、手広く商業活動を行ってきた。

 その傍ら、日系社会の活動にも貢献し、文協の創立会員をはじめ、同協会評議員会長を務めたほか、援協には第2代会長の中沢源一郎氏の誘いを受け、60年に入会。92年~94年には第4代会長を務め、約30年にわたって同協会役員として尽力してきた。

 また、新潟県人会、救済会、老ク連(現・熟ク連)や錦鯉の愛鱗会など様々な日系団体にも関わり、97年の秋の叙勲で勲四等瑞宝章を受章している。

 援協事務局の話によると、原沢さんは今年3月頃から援協施設のあけぼのホームに入居しており、元気だったが最近は食事を受け付けないこともあったという。同事務局が原沢夫人から伝え聞いた話では、「最期も苦しまずに旅立った」そうだ。

 通夜と葬儀は既に13日に聖市内のアラサー墓地で行われた。初七日ミサは19日午後3時から聖市ビラ・クレメンチーノ区のサンフランシスコ・デ・アシス教会(Rua Borges Lagoa, 1209)で執り行われる。 

2017月8月15日付

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