商工会議所5月定例昼食会 知的保護システムの現状を講演

商工会議所5月定例昼食会 知的保護システムの現状を講演
ピメンテルブラジル産業財産庁長官(左)に記念プレートを贈呈する松永会頭

 ブラジル日本商工会議所(松永愛一郎会頭)は18日、サンパウロ(聖)市内のマクスードプラザホテルで昼食会を開催し、会員約135人が集まった。特別参加者として、ブラジル産業財産庁(以下、INPI)長官のルイス・オタビオ・ピメンタル氏と、野口泰在聖総領事も出席した。

 冒頭では、松永会頭が恒例の活動報告と今後の予定を紹介した。各活動が発表される中で、11月にアルゼンチンで行われるG20首脳会議に向け、日本とメルコスールのEPA交渉への準備体制を整えるタスクフォース(特別チーム)を立ち上げたことを発表。企画戦略委員長は大久保敦副会頭が務める。また、準備に伴って商工会議所の全会員に意識調査を行い、回答率100%にすると意気込んだ。

 講演はINPI長官のピメンタル氏が、「知財保護システムの現状とINPIの展望」について話した。同長官は、「日本の特許庁とは密な関係を築いている」と話し、「年内にバックログ(未処理分)を全て減らし、生産を上げて完全なペーパーレス(紙を使用しない)を目指す」と宣言。特許審査のスピード化や、そのために日伯関係の強化が必要なこと、オンライン化などのインフラ整備を整える必要があることを強調した。

 ピメンタル長官は日本に期待することとして、「特許庁との交流が最も重要だと思っている」と話した上で、「バイオテクノロジーや薬剤、ITなどの分野が日本は優れているので、この分野に関しての知識に期待している。また、特許審査員向けの研修も充実させたい」と思いを語った。

2018年5月31日付

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