商業施設の許可で賄賂要求か 消防隊員ら30人以上を拘束=リオ州

 リオ・デ・ジャネイロ州検察局と同州公共保安局は12日、リオ・デ・ジャネイロ市および同州バイシャーダ・フルミネンセ地域で、消防の営業許可に関する不正の疑いで強制捜査を実行した。消防隊員が商業施設の営業許可発行の見返りに賄賂を受け取っていた疑いが調べらられており、同日中に消防隊員32人と企業家2人が拘束された。国内メディアが同日付で伝えた。

 検察によれば、拘束された消防隊員の中には、州都とバイシャーダ地域のグループ司令官や、消防のエンジニアリング部門に関係した公務員、大佐10人(うち8人は予備大佐)、中佐8人が含まれている。

 リオ州消防隊は声明で、捜査に協力すると発表している。

 告発では、同日拘束された消防隊員達が「商業施設の営業許可証の発行に関し、法的な安全基準を満たしていない場合や、必要な書類の入手手続きを迅速化させるため、賄賂を請求していた」と指摘されている。対象となった施設には、サッカー場のように多くの人を収容する施設も含まれていることが捜査で分かっている。

 捜査によると、こうした犯罪は様々な消防施設で行われていたとみられている。検察はその中でも、ノバ・イグアスーの第4軍消防グループ(GBM)、ドゥケ・デ・カシアスの第14軍消防グループや、危険物処理グループなどに言及している。これらのほか、リオ市中心部の消防本部や同市内の消防グループ、バイシャーダ地域の消防司令部など64カ所で捜索押収令状が執行された。

 賄賂の対象となった書類は、容疑の犯罪組織のメンバーにより施設の規模で分類されていたとみられる。検察では、「これが、賄賂の金額を決定するための基準の一つとなっており、金額は750レアルから3万レアルに至るまで様々だった」と説明している。

 今回の捜査では、20以上の企業が、法律で要求される手続きを経ずにリオ州消防局から営業許可証を発行してもらうために、賄賂を支払っていたことが特定されている。

 検察の告発状によれば、容疑のグループは同州消防局総司令官の特別補佐官の職にある2人の大佐が主導していたとみられている。逮捕状の対象となった3人の企業家は、商業施設の正常化のためのサービスを提供する企業の共同経営者とされ、許可を必要とする企業との仲介役として活動していたとみられている。

2017年9月14日付け

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