国内新車 年間252万台に上方修正 9月「日数の差」で前月比14%減

国内新車 年間252万台に上方修正 9月「日数の差」で前月比14%減
国内新車販売台数(登録ベース、Fenabraveまとめ)
 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が2日発表したデータによると、2018年9月のブラジル国内における新車の販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスの合計で21万3350台だった。17年9月に対しては7.10%の増加となったが、今年8月の数字に対しては14.19%減と、決して小さくない落ち込みを記録した。

 しかし、同日付伯メディアによると、自販連はこの9月の結果が出た後に18年の年間販売台数の予想を前年比13%増の252万台に上方修正した。18年の年間予想の修正はこれで4度目だ。3度目の修正値として7月に発表された予想では今年の販売台数を前年比10.3%増の246万台としていた。新しい予想では、小型車(乗用車と軽商用車)の販売台数は前年比11.9%増の243万1000台、大型車(トラックとバス)は同34.8%増の9万500台が見込まれている。

 この上方修正について自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長は、インフレ率と金利がいずれも低い水準にあるという要因を含むより好ましいマクロ経済の側面と順調に推移している年初来累計の販売台数、これらによって動機付けられたと説明している。

 9月の販売台数が前の月に対して落ち込んだことについて、アスンソン会長は「営業日数の差が4日あったことですべてのセグメントにおいて8月に対して落ち込んだ。(4日の差は)販売台数6万台に相当する」と述べ、8月から9月にかけての14%を超える落ち込みは単に9月の営業日数が8月よりも少なかったことに起因するとの認識を示した。

 また、年初来の販売台数が17年同時期を約14%上回っている点について同氏は、「不況の最中の低調な数字からの回復は堅実さを保っていると我々は見ている」とし、「今年の頭の三つの四半期はトラック運転手らの職務放棄とサッカー・ワールドカップ、そして選挙のために良いものではなかった。それらは人々を待機状態にさせ、車の購入決定を延期させた」と述べ、消費者の決断を鈍らせたこれらの要因がなければ前年に対する伸びはさらに大きなものになっていたはずだとの認識をにじませた。

◆軽商用車 ストラーダが1位に返り咲き

 18年9月に最も売れた車種は、乗用車部門はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車部門はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。オニキスの販売台数は前年同月比4.3%増、前月比17.4%減の1万7981台、そして3カ月ぶりに軽商用車部門1位となったストラーダは前年同月比1.6%増、前月比23.3%減の4696台だった。

 日本のメーカーの車の中ではいつも通りトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの販売台数は前年同月比20.9%減、前月比8.9%減の4774台、ハイラックスは前年同月比21.8%増、前月比7.3%減の3282台だった。

 また、乗用車と軽商用車を合算した今年9月のメーカー別シェア上位3社はGM(17.77%)、フォルクスワーゲン(VW、15.47%)、フィアット(13.53%)だった。顔ぶれはいつもと変わらないが、前月に比べてシェアを拡大させたVWと逆にシェアを落としたフィアットの順位が入れ替わった。

 日本勢はトヨタ(8.12%)が7位、ホンダ(4.68%)が8位、日産自動車(3.89%)が10位。3社とも順位は8月と変わらなかったが、シェアはいずれも8月に比べて縮んだ。

2018年10月6日付け

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