地方市で公金詐取疑いを捜査 市役所の車両賃貸契約で=アラゴアス州

 アラゴアス州検察局の組織犯罪対策特別班(Gaeco)は11日、同州内陸部のマタ・グランデ市における公的資金詐取の疑いに関する捜査作戦を実行した。架空の企業を利用した同市役所との車両賃貸契約を通じ、約1200万レアルが詐取された疑いが調べられている。国内メディアが同日付で伝えた。

 同日の作戦にあたり、州都マセイオの第17刑事裁判所から7件の予防勾留令状、5件の一時勾留令状が発行され、マタ・グランデ、マセイオなど州内4市で執行された。勾留令状対象者の中には、2016年まで任期を務めたマタ・グランデの元市長が含まれているが、12日の時点では拘束されていない。

 この犯罪の仕組みでは、全てが架空企業とみられる車両賃貸企業4社の代表とされる容疑者が、公金詐取を目的にマタ・グランデ市役所と架空の契約を結んでいた疑いが調べられている。Gaecoの検察官によると、捜査対象の元市長の任期中の2年間に市の財源の流用により詐取された金額は1200万レアルに上るとみられている。

 これらの企業は入札に参加して落札した後、市役所で必要とされる全車両を市長の親族や、市長の関係者などにまた貸ししていたという。また貸しした当事者に40%が支払われ、そして残りの60%が市長と企業の所有者、そして仲介人で分けられていたとみられている。

 勾留令状対象者のうち数人は既に拘束され、Gaecoに連行されているが、捜索押収令状と他の令状を執行するため、捜査は継続して行なわれている。

2018年4月13日付

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