大統領選挙の投票意向調査 収監後もルーラ氏への支持高く=ダタフォーリャ

 調査会社ダタフォーリャは15日、10月の大統領選挙での投票先の意向に関する聞き取り調査の結果を発表した。同日付フォーリャ紙など各メディアが伝えた。今回の調査は、これまでの同社調査で最も高い支持率を得ていたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元大統領が今月7日に収賄と資金洗浄による2審有罪判決で収監されて以降で初めて行われた。調査の結果、ルーラ氏が出馬すると仮定した場合に投票先として同氏を挙げた割合は、1月の調査時より下ったものの、以前として首位となっている。

 今回の調査は4月11~13日の期間に行われ、国内227市の計4194人から回答を得た。誤差は±2%。

 立候補の意思を表明している人、または可能性があるとされる人の中から投票先の意向を尋ねる質問で、ルーラ氏が出馬すると仮定した場合、同氏の名前を挙げた割合は30~31%で首位だった。ジャイル・ボルソナロ下院議員が15~16%、マリーナ・シルバ元上議が10%で続いている。1月の同社調査でルーラ氏を挙げた割合は37%だった。

 また、今回の調査では、ジョアキン・バルボーザ元連邦最高裁判所長官が8%の支持を得て4番目に位置している。同氏は現時点で立候補の意思を表明していない。5番目はブラジル社会民主党(PSDB)党首のジェラルド・アルキミン前サンパウロ州知事(6%)、6番目はシロ・ゴメス元大臣(5%)だった。

 ルーラ氏が出馬せず、同氏が属する労働者党(PT)からフェルナンド・ハダッド元サンパウロ市長、またはジャケス・バグネル元大臣が立候補したと仮定した質問では、ボルソナロ氏が17%で最も高く、シルバ氏が15%、バルボーザ氏が9~10%、ゴメス氏が9%、アルキミン氏が7~8%で続いている。

 ルーラ氏は、サンパウロ州グアルジャーのマンション居室の形で建設企業から不正な利益を提供されたとして、昨年7月の1審有罪判決に続き、今年1月に2審で禁錮12年1月の有罪判決が言い渡された。2審有罪判決後の暫定的な刑期開始は可能とした最高裁判断により、今月7日からパラナ州クリチバの連邦警察施設に収監されている。今回のダタフォーリャ調査では、回答者の54%がルーラ氏の収監を正当と考え、40%が正当でないと考えているという結果が示されている。

 ルーラ氏の大統領選出馬の可否については、選挙高等裁判所で最終的な判断が行われる見通しとなっている。

 ルーラ氏が出馬し、選挙戦に参加すると考えている回答者の割合は32%で、1月調査時の53%から減少した。一方、ルーラ氏の選挙戦参加は認められるべきでないと考える回答者の割合は50%で、1月調査時の51%とほぼ同じとなっている。

◆サンパウロ州知事選

 ダタフォーリャは16日、10月のサンパウロ州知事選での投票意向に関する調査結果を発表した。

 同調査は11~13日の期間に実施され、サンパウロ州内68市の計1954人から回答を得た。誤差は±2%。

 同日付で伝えた国内メディアによれば、ジョアン・ドリア前サンパウロ市長を投票先として挙げた割合が最も高かった。パウロ・スカフFiesp(サンパウロ州工業連盟)会長が出馬すると仮定した場合は、ドリア氏29%、スカフ氏20%。スカフ氏が出馬しないと仮定した場合はドリア氏が36%となっている。そのほか、アルキミン前州知事の辞任に伴い知事に就任したマルシオ・フランサ氏は8~10%、ルイス・マリーニョ元サンベルナルド・ド・カンポ市長が7~9%などとなっている。

2018年4月17日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password