女性に対する性的暴行 昨年は1日あたり11件=リオ州

 リオ州公共保安研究所(ISP)が4日に発表した第13版女性白書によれば、同州内で2017年に記録された女性を被害者とする性的暴行事件は4173件で、前年の4013件から3・98%増加した。1日あたり11件の割合となっている。全体の66・7%は住宅内で発生しており、子供・若者が被害者の66・7%を占めている。アジェンシア・ブラジルが同日付で伝えた。

 この文書の作成に携わったクラウジア・モラエス少佐は、これらのデータについて、性的暴行事件の大半が知っている人間により行われているという1つの警告になっているとし、「路上で起きるような性的暴行ではなく、身近で、女児や少女たちにアクセスのある人間によって実行された性的暴行であり、多くの場合通報が困難となっている。これらのデータは、実際に起きている性的暴行事件の一部に過ぎないと考えている」と述べている。

 モラエス少佐によると、この調査では、被害者の知人により犯された性的暴行事件は、再発する傾向にある事が示されている。同少佐は、「被害届を出した際に、既に何度も被害に遭っているケースがある」と説明している。

 女性に対する暴力事件は、非常に高い水準が維持されているものの、いくつかの種類の暴力の記録数は減少している。女性の死亡件数は16年の396件から17年には381件へと3・8%減少した。被害者の60%は黒人女性だったという。

 故意の身体的な傷害事件は3万9641件、性的暴行未遂は356件、家庭内暴力は1973件、中傷や誹謗、名誉毀損などを含む道徳的な暴力は2万6263件、女性に対する脅迫は3万4348件が記録されている。

 ISPは、昨年初めの犯罪の届出について、文民警察のストの影響を受けたと説明している。殺人事件に関するデータのみは、その影響を受けていないという。モラエス少佐は、事件数に急激な増加はなかったものの、これらのデータは引き続き警告的なレベルにあるとの見方を示す。同少佐は、「常に懸念している一つの問題は、身体的な暴力や脅迫などの犯罪の被害に遭っている女性の割合が高い事である。今回のデータでは初めて、性別を理由とした女性の殺害の試みに関する通年のデータが集計されており、州では月あたり5件の殺害と15件の未遂が記録されている。この犯罪で告発された加害者の多くは、恋人や元恋人、あるいは知人である。そのため、酷い問題であり、注意を向ける必要がある」と述べている。

2018年5月9日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password