家族手当の受給世帯 昨年は約32万の減少=IBGE

 ブラジル地理統計院(IBGE)が11日に公表した「全国家庭サンプル継続調査」(Pnade Continua)のデータによると、2017年に連邦政府の貧困・極貧世帯向け生活扶助プログラム「ボルサ・ファミリア」の手当を受給していた世帯の数が、前年から約32万6000世帯減少した。特に北東部で減少数が大きくなっている。ニュースサイトG1が同日付で伝えた。

 16年には986万5520世帯がこの手当を受給していたが、17年には953万9477世帯となっている。

 IBGEのデータによれば、国内5地方の全てで、17年の受給世帯数が前年から減少している。最も減少数が大きかったのは、受給世帯の多い北東部で、約536万世帯から523万世帯へと約13万世帯減少した。その他の地方での減少数は、南部が7万7000世帯、北部が4万1000世帯、南東部が4万800世帯、中西部が3万5900世帯となっている。

 地域分析では、このプログラムによる受給世帯数の減少は、26州および連邦直轄区のうちの21州で起きている。最も減少した州はミナス・ジェライス州(6万3000世帯)で、最も減少が少なかった州はロライマ州(186世帯)だった。

 社会開発省は、IBGEにより発表された生活扶助プログラムに関連したデータについてコメントはしていないものの、異なった数値を発表している。

 同省によると、この手当を受給していた世帯の総数は、16年の約1350万世帯から、17年には1380万世帯に増加しているという。また、昨年は280万世帯が新たに同プログラムに入り、292万世帯が離脱したと説明している。

 同省は声明で、「ボルサ・ファミリアの支払い明細は、世帯の加入や離脱、維持プロセスのため、毎月変動している。離脱は、調査や登録の見直し、監査、自発的な離脱、条件違反あるいは受給維持に必要な条件を超えた場合などの手続きと関連している。加入は、このプログラムの資格にかなった家族の人数に依存する」と説明している。

 同省によれば、このプログラムへの政府予算は、16年度の285億レアルに対し、17年度は290億レアルに増加している。しかし2018年度には282億レアルに減少する見通しとなっている。

2018年4月14日付

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