宿代R$1300踏み倒した日本人旅行者 瀧谷具靖

写真:宿泊代を踏み倒して逃亡中の瀧谷が宿泊時に提示したパスポートの写真(上野山荘提供)

 亜国から伯国に入国の可能性 ブエノスの宿から注意喚起届く

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに長期滞在していた日本人旅行者の男が、同地の日本人が経営する宿「上野山荘ブエノスアイレス別館」の133日分の宿泊代を踏み倒して逃亡する事件が4月18日に発生した。現在、この男はブラジルに滞在している可能性が高く、被害に遭った同宿のオーナー上野伊都子(いつこ)さんは「ブラジルに住む日本人や日系社会の皆さんにも迷惑をかける可能性がある」と注意を呼びかけている。

男の名前は「瀧谷具靖(たきや・ともやす)」。旅行者らの間では「ナイトさん」と呼ばれていた。本人が所持していたパスポートによると、1972年5月1日生れで、本籍地は東京都。元プロのバンドマンだったなどと吹聴していたという。
宿のオーナー上野さんの話では、同施設を修理するため4月18日に退出してもらうことを宿泊者全員に事前通知し、その際に宿泊代金を精算してもらうことになっていたのだが、この男は当日の午前7時、133日分の宿泊代3325ペソ(約1300レアル)を支払わなかった上に、宿の出入り口の鍵と貴重品ロッカーの鍵、さらに、宿泊者らが食事等をするサロンに貼られていた本人が写っているグループ写真を剥がして持ち去ったという。

同宿に滞在していた他の日本人旅行者は「伊都子さんも、その時居合わせた旅行者も大変なショックを受けました」と事件発覚当時の様子を語り、さ らに「彼は宿代は払ってないのは認めているけれど、その事については伊都子さんと事前に話はついているし、宿代踏み倒したって旅行者の間で噂が流れてい て、自分の方が被害者で伊都子さんは最低の人間だと言っております」と話している。男は自分が写っている写真を持ち去るなど、手がかりを消すような行動を とりながらも、自らの正当性を主張しているというから驚きだ。

弊紙が掴んだ情報では、以前同宿に宿泊していた旅行者で、現在はサンパウ ロの日本料理店でアルバイトをしている日本人にその男からメールがあり、「近々サンパウロに来ると言っていた」という。また別の旅行者は「どうやら(サン パウロに)長く滞在して、働いたりもしたいみたいです」と話している。
宿のオーナーで被害者の上野さんによると、この男は、同じ宿の旅行者を自 分の知り合いの店に連れて行き、その店から謝礼をもらうような事もしていたという。上野さんは「もしこの人物が訪れた場合は、深くかかわると迷惑がかかる おそれがあります。もしこの男を泊める場合は必ず宿代を『前金』で払わせて下さい」と注意を呼びかけるとともに、男を見かけた際にはメールで知らせて欲し いと話している。
Eメールは上野山荘ブエノスアイレス別館(uenoush@yahoo.co.jp)まで。

2011年5月5日付

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