富士フイルムとJICA 遠隔画像診断技術を活用 医療連携普及促進事業開始

富士フイルムとJICA 遠隔画像診断技術を活用 医療連携普及促進事業開始
サンパウロ大学付属病院における事業開始式典参加者(提供写真)

 「ブラジル国PACS(医用画像情報システム)による遠隔画像診断技術を活用した医療連携普及促進事業」の開始式典が3月21日、サンパウロ大学附属病院で行われた。

 同事業は、富士フイルム株式会社がJICAの官民連携事業として実施するもので、PACSを活用した病院の診断能力の向上と医療人材育成を目指す。

 今回、同社のPACSをサンパウロ大学附属病院をはじめ、パラー州ベレン市のアマゾニア病院及びサンパウロ市のサンタ・クルス病院に導入。高度画像処理技術を活用することで、各病院の画像診断能力を向上させるという。また、画像共有機能を活用して3病院間で症例検討会を毎月実施。各病院が直面する診断が困難な症例などについて、各病院の専門医や技術者、医学生、研修医の間で議論を行い、各医療従事者の診断の知見と経験を蓄積させる。

 JICAの官民連携事業とは、日本企業の先進技術を各国の開発課題に活用し貢献する事業を支援するもの。ブラジルの開発課題の解決と同時に、日本企業の進出支援を目指している。広大な土地のブラジルでは人々が各地域に分散定住しているため、高度な医療サービスへのアクセスが難しく、情報技術を活用した遠隔医療の普及は今後、ブラジル全域の医療の質の向上に大きな期待が持たれているという。

2017年4月18日付

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