対ブラジル製品「20の壁」 G20諸国などによる輸入障壁

 パン・デ・ケイジョから牛肉まで、ブラジルの生産者らと企業各社は、国際貿易において他の国々がブラジル製品に対して設けている20の障壁に直面している。全国工業連合(CNI)がまとめて6日に公表した。

 障壁は、他の経済圏からの輸入を困難にするために各国によって設けられており、場合によっては、各国が自国の企業を利するために補助金を与えるという形で存在していたりもする。CNIの調査は、ブラジルの製品に対する衛生的障壁、技術的障壁、関税割当、補助金付与をはじめとする様々な障壁を特定した。

 同日付で伝えた伯メディアによると、CNIの貿易政策責任者、コンスタンザ・ネグリ・ビアスッチ氏は「ブラジルは農産業分野で最も(貿易障壁の)影響を受けている。なぜなら非常に競争力があるからだ。そのことにより他の国々はブラジル製品を押え込むためにより洗練された規範や障壁を作り出している」と説明する。

 ブラジル製品に対する20の障壁のうちの17はG20(20の主要国・地域及び新興国)のメンバーによって採択されている。ビアスッチ氏は「ブラジル政府の積極的な行動がこれらの障壁を打破するチャンスの増加につながる」とし、「対話の仕組みが必要だ。世界貿易機関(WTO)を通じて、そして交渉協定によって、二国間及び多国間の環境においてこの状況を乗り越えることは可能だ」と続ける。

 ブラジル製品に対して各国が設けている障壁として同調査は、例えば、米国によるブラジル製乳製品に対する関税割当、メキシコによる電気・電子製品に対する規制、ドイツによるブラジル製塗料に対する輸入課税、欧州連合(EU)によるブラジルのパン・デ・ケイジョ並びに豚肉の輸入禁止、日本によるブラジル産牛肉の輸入制限などを挙げている。

 なおCNIは、ブラジルの鋼とアルミニウムに対する米国の規制措置は、その採択が最近の動きであるため同調査には含まれていないとしている。

2018年8月7日付

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