就業時間中に他所で活動か ソロカバの病院の医師ら=サンパウロ州

 サンパウロ州ソロカバ地域最大の州立病院であるソロカバ総合病院(CHS)で、就業時間を満たす事なく給与を得ている医師や医療専門家がいるとの疑いが報じられている。グローボ局のテレビ番組「ファンタスチコ」が7日の放送で伝え、国内メディアが報じた。同件について、サンパウロ州検察局が調査を行なう見通しとなっている。

 同番組では、同病院の2人の医師と1人の歯科医が、病院のタイムカードを押した後に、仕事と関係のない場所にいた様子が伝えられた。これら3人は、スポーツジムにいたり、商店で買い物をしていたり、民間の診療所で患者に応対していたという。州検察局は、同件を担当する検察官を任命する方針を示している。

 これらの職員達は11月から1月にかけて、患者を待たせているにもかかわらず、タイムカードを押してから病院を離れていたところを、異なった日付で発見されている。

 3人の1人である麻酔医は、当直日に病院から離れていたところを2度ビデオ撮影されている。1度目は、友人と軽食店で会話しているところで、もう1度は、スポーツジムで運動しているところだったという。同州透明性ポータルによると、同麻酔医は週20時間で月2万900レアルの収入を得ている。

 もう1人の医師である形成外科医は、3度にわたり就業時間に病院を出て、自宅や民間の医院に向かうところを撮影されている。ある時には、工具店で買い物をしていたという。この医師は、公立病院での診療報酬として月7900レアルを受け取っている。

 歯科医の場合では、異なった3日間に、就業時間中にもかかわらず病院外にいるところを捉えられている。うち2度は、自身の歯科医院で、1度は民間の病院にいたという。同歯科医は、週20時間で月4400レアルの収入を得ている。

 サンパウロ州地域医療評議会(Cremesp)は、この訴えを調べる内部監査を実施する見通しとなっている。テレビ報道の対象となった医師達は、弁護のための通知書が送付される。監査プロセスは約6カ月続く見込みで、警告や、重い場合は医師登録停止の処分が科される可能性があるという。

 同州地域歯科評議会は、歯科医が関係したケースについて、倫理違反の疑いで調査される可能性があるとしている。
 一方、ソロカバ医師組合は、このエピソードに遺憾を表明しており、医師達が同評議会の前で十分な弁護をする権利が保証されべきであると強調している。

 サンパウロ州保健局は同件について、予備調査を開始している。

2018年1月11日付け

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