山下ヤスミンさん訪日公演 移民110周年記念イベントで熱唱

山下ヤスミンさん訪日公演 移民110周年記念イベントで熱唱
訪日初公演で熱唱するヤスミンさん

『昭和音楽祭』に日本中のファンが集い

 【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】本紙福岡支局がある福岡市中央区の繁華街「親不孝通り」で1日、ブラジルから日系4世の歌姫・山下ヤスミンさん(14)を招き、ブラジル日本移民110周年記念チャリティーイベント『昭和音楽祭』を開催した。

これは地元の実業家・白木正四郎さん(70)が、地域住民や商店主らと共に町興しを目的として企画したもの。白木さんは1年ほど前にインターネットの動画サイトを通じて、ブラジルで昭和歌謡を歌うヤスミンさんの存在を知り、この少女の歌唱力に惚れ込んだ。その後、白木さんがヤスミンさんの母親にアプローチを掛け、今回の来日初公演が決まった。

 1日の昭和音楽祭では、ヤスミンさんを目的に会場入口は長蛇の列ができた。それも大半が東京、秋田、徳島など遠方から来ており、動画サイトを通じてファンになった人たちばかりだった。

音楽ホールは立ち見客も出るほど人で溢れ、日本のテレビ番組で活躍する少女歌手・梅谷心愛さん(10)やご当地歌手たちが昭和の名曲を歌って会場を沸かせた。そして、最後のメーンゲストとしてヤスミンさんが登場した。

ヤスミンさんは、サンパウロ州アラサツーバ市在住の中学生。母親と共に3歳から歌のレッスンをはじめて以後、ブラジル国内の様々なカラオケ大会で優勝した。また、10歳の頃にブラジルのテレビ番組でその歌声を披露した際、日本語が分からないブラジル人たちが泣き出し、その模様がインターネット動画を通じて日本でも話題となった。

ヤスミンさんは会場で「白い雪」「昭和最後の秋のこと」などを歌い、客席を魅了。ステージ最後には、白木さんが作詞した親不孝通りのテーマソング「青春の街」を心愛さんとヤスミンさんがデュエットし、日伯の歌姫の美声が重なり合って会場を感動の渦に巻き込んだ。

音楽祭終了後、ヤスミンさんは「日本で歌うという夢が実現できて嬉しかった。来日するまでは、こんなにも私のファンがいるとは思わなかった」と驚いた表情を浮かべ、ブラジルへ帰国後も音楽活動を頑張りたいと意気込んでいた。

白木さんは「遠い国から、はるばる親不孝通りに来て歌ってくれたことに感謝したい」と喜んだ。

なお、この日の音楽祭で得た寄付金は、同110周年記念としてブラジル福岡県人会に贈られる。

2018年5月19日付

コメント2

  • 高山伸雄 Reply

    2018年05月23日 at 10:36

    来日してもらって、有難うございます‼️

  • クロちゃん Reply

    2018年05月26日 at 01:45

    やました やすみんさんが、初来日していたことを知りませんでした。知っていれば聞きに行ったのに、とても残念に思います。またの来日を期待しています。

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