岐阜県中津川市から公式訪問団来伯 姉妹都市レジストロに招かれ

岐阜県中津川市から公式訪問団来伯 姉妹都市レジストロに招かれ
上段右から青山市長、杉本会長、下段右から大堀顧問、鈴木顧問、鳴海理事

一行17人が17日にサンパウロ入り

 【東京支社】サンパウロ(聖)州レジストロ市と姉妹都市提携をしている岐阜県中津川市は、ブラジル日本移民110周年、レジストロ日本人入植105年、ブラジル岐阜県人会創立80周年を記念してレジストロ市からの招待を受け、中津川市ブラジル公式訪問団(主催・中津川市姉妹都市友好推進協会、共催・中津川商工会議所、後援・中津川市役所)を組織し、17日からブラジルを訪問する。

 公式訪問団の団長は、青山節児市長が務め、中津川市姉妹都市友好推進協会の杉本潤会長はじめ、同協会の大堀寿延顧問、鈴木嘉進顧問、鳴海宏樹理事ら総勢17人が訪伯する。

 一行は18日に聖市イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑を参拝することを始め、ブラジル日本移民史料館、ジャパンハウスなどを視察し、夜にはブラジル岐阜県人会幹部を招き「創立80周年記念夕食会」を行う。

 19日にはレジストロ市が用意したバスで同市に移動し、同日午後にレジストロ市役所で歓迎セレモニーが行われる。翌20日には朝から夕方までレジストロ市内や施設を視察、午後6時からレジストロ日伯文化協会会館で行われるブラジル日本移民110周年、レジストロ日本人入植105周年、姉妹都市提携38周年記念式典に地元関係者とともに祝賀行事に出席する。

 レジストロ滞在最終日の21日には午前中に姉妹都市会議を行った後、日本人移民がブラジルに第一歩を印したサントスを視察する。その後、聖市に戻り、青山市長はリオへ向かい、一部の団員は帰国する。

◆家族連れの日系就労者雇用促進の予備調査も

 今回の一行は、ブラジル日本移民110周年、レジストロ日本人入植105周年などの慶祝訪問だけでなく、もう一つ大きな目的がある。杉本会長は中津川商工会議所の会頭も務めており、人手不足の解消のためにブラジルから日系人就労者を同市に導入するための下準備も兼ねている。

 同市は古くから交通の要衝として栄え、2027年にはリニア中央新幹線の「岐阜県駅」や中部総合車両基地が中核工業団地のそばに完成することで知られている。ところが、商工会議所会員は人手不足のため、ブラジルから日系人就労希望者を集められないかと中津川市と二人三脚で人材募集を模索しているのだ。

 すでに同市にはブラジル国籍者48家族115人が居住しており、そのほとんどが中津川に定住を目的にしている。こうしたことから杉本会頭は、「多くの企業が短期労働力として日系人就労者をとらえるのではなく、将来の企業を担い、我々と共に働ける人材を求めている」として家族連れの定住者を呼び寄せたいと考えている。このため、団長の青山市長を始め杉本会頭らがサンパウロでCIATE(国外就労者情報援護センター)を訪問し、情報交換することも予定に入っている。

 団員は前記の他、次の通り(敬称略、市長夫人、市職員以外のかっこ内の役職は中津川市姉妹都市友好推進協会のもの)。

 青山トモ子(市長夫人)、杉本庸子(会長夫人)、成瀬博明(理事)、小木曽輝栄(理事)、三尾泰一郎(会員)、吉川幸輝(理事)、板頭和彦(会員)、鈴木欣也(会員)、波多野大輔(会員)、大巾裕之(市職員/理事)、今井亨(市職員)、松木麻美(市職員/事務局)。

2018年10月11日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password