島根県人会 青年部創設記念式典 母県から銭太鼓、料理指導者が来伯

島根県人会 青年部創設記念式典 母県から銭太鼓、料理指導者が来伯
青年部のメンバーと渡辺さん(前列左)と西本さん(前列右)

 在伯島根県人会(村上光明アンドレ会長)主催の青年部創設記念式典が4日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区のシュラスカリア「プラゼレス・ダ・カルネ」で開催された。

 総務省による「中南米日系社会と国内自治体との連携促進事業」の一環で、「若い世代による在外県人会の活性化」を目的に母県から4人が来伯。同県の伝統民謡「安来節」で演じられる楽器・銭太鼓を青年に指導する安来節家元4代目の渡辺お糸さんと、青年部・婦人部に日本料理を指導するフード・コーディネーターの西本敦子さん、同県環境生活部文化国際課国際交流グループの美藤圭介主任主事、安田洋介主任の歓迎会も行われ、県人会員ら計25人が出席した。

 青年部は今年2月頃に銭太鼓を披露するグループとして発足し、現在18人で活動している。青年部長の大森ステファニーさん(3世)は「銭太鼓を楽しく覚えることができました。練習して来年は日本祭りで披露したい。料理も楽しく学べれば」とあいさつした。

 1日、2日に銭太鼓の講習会を行った渡辺さんは「若い人が銭太鼓を勉強する夢のような環境。ブラジルは日本の若者と比べて、身体にリズムが根付いている。2日間の講習で2、3年かかることを覚えてしまった。将来が楽しみ」と青年らにエールを送った。

 6日から9日まで料理の指導を行っている西本さんは「日本食材には限りがあるが、少しでも創作のヒントを残したい。4日間、参加して覚えてもらいたい」と意気込む。

 総務省による同事業は、1世や2世が健在な間に、県人会の活性化を促し、母県との連携強化を目指すもの。県人会側としては、母県との橋渡し役となる研修生制度の継続・強化が望まれ、将来を担う若者が実際に母県を肌で感じる機会が不可欠になる。

 同県は、半年間の研修生を年間1人、昨年再開された約10間滞在する青少年交流プロジェクトで年間2人をそれぞれ受け入れており、現在研修中の東谷オードリー・エミさん(3世)も青年部のメンバーだ。

 村上会長は「とにかく、若い人が県人会に来るようにしたい」と県人会の将来を見据え、青年部の活動に期待を滲ませた。

2018年9月7日付

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