市長夫妻、議長ら29人逮捕 ドウラードス市でメンサロン

 南マ州ドウラードス市でメンサロン汚職事件が発覚した。アリ・アルツジ市長(PDT党)が、昨年契約したドウラードス援護協会(ABD)への毎月の支払いから、10%を市議会議長はじめ市議らに配分していたことが判明した。市長は見返りとして、市政への協力などを求めていたとされる。検察庁と連邦警察の捜査で不正が発覚。1日、市長夫妻と副市長、議長を含めた9市議など29人が逮捕された。

 執政者らの一斉逮捕で、現在は家裁裁判長が職務を代行する始末。「執政者なき市政」に、市民らは怒り心頭の様子だ。
 事件発覚後初めて開かれた9日の市議会は、12市議のうち9市議までが逮捕されたため空席が目立った。出席議員には傍聴席から硬貨などが投げつけられ、ある抗議者が自分の靴を脱いで、アウレーリオ・ボナット市議(PDT党)に投げつける場面も。靴は同議の顔に当たり、議場は一時騒然となって議会は中断された。

 男性(35)はその場で警察官に取り押さえられた。同市議は逮捕後に釈放された14人の1人。男性は、「傍聴するだけのつもりで議会に行ったが、かっとなってやった」と話している。

 ドウラードス市のメンサロン汚職は、09年3月に市がABDと契約した市営2病院の運営管理において、市長は市がABDに支払う月額300万レアルのうち10%分を、シドレイ・アルベス議長(DEM党)らに分配していたとされるもの。逮捕者には妻も含まれ、市長は公金を自身の不動産購入などにも充てていた疑い。

 逮捕された29人のうち、市長夫妻、市議会議長、カルロス・ベルナルデス副市長(PR党)、ジョゼ・デソウザ副議長(PSDB党)ら4下議、4人の市職員、元検察官は現在も拘束されたまま。
 アルツジ市長の弁護士によれば、市長は一貫して「公金を持ち出したことは一度もない」と容疑を否認。弁護士は現在、「拘束理由が不十分」として仮釈放の手続きを進めている。

2010年9月11日付

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