帯広畜産大 奥田学長と木田教授が来伯 OB会40周年記念、農場視察目的に

帯広畜産大 奥田学長と木田教授が来伯 OB会40周年記念、農場視察目的に
来伯した奥田学長と木田教授(左から)

 帯広畜産大学の奥田潔学長(66、京都)と木田克弥教授(62、北海道)が、同大OB会40周年記念会出席やサンパウロ(州)の農場視察、パラグアイでの技術指導などを目的に来伯した。

 同大はJICAと包括協定を結んでおり、パラグアイの小規模酪農家を支援し、生産性向上を図るプロジェクトを推進している。その一環で、同大の卒業生がJICAボランティアとしてパラグアイ・イタプア県に派遣されており、同地に年2回現役学生が短期実習に赴いている。木田教授が年2回パラグアイへ渡り、現地で学生を指導することで単位が取得できる実践型プログラムを同大は採用している。さらに、現地農場で活動する改良普及員の指導・育成も行っている。

 奥田学長と木田教授は9日、創設40周年を迎えた同大OB会に出席してOBらと交流を深めた。10日には、パラグアイとブラジルの農場比較を行うため、聖州ブラガンサ・パウリスタのヤクルト農場を視察。木田教授は「思ったよりもずっと進んでいる。牛の乳量は日本より全然少ないが、土地が広い分、上手く土地を利用して牛を飼っている。両国とも酪農の考え方は基本的に同じ」と印象を語った。

 11日から約3週間にわたってパラグアイの現地農場で技術指導が行われている中、奥田学長は17、18両日にフォス・ド・イグアスで開催されている反芻動物の生殖生理学に関する国際学会に出席。学会では、約20カ国から集まる研究者が、最先端の研究成果を報告する。今回は同大の学生数名が参加して発表する機会に恵まれているという。

 同大は、パラグアイの農場を筆頭に、南米酪農の状況把握に努め、日本が誇る世界の最先端技術を普及することで南米の農場が抱える衛生状態などの改善に注力している。

2018年9月18日付

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