建材消費5%拡大の見込み B・Cクラスで8割近く担う

 調査機関のイボペ・インテリジェンシア(Ibope Inteligência)が建築資材の消費についてまとめた資料によると、ブラジルの人々は今年、建築資材購入のために1625億レアル(約5兆3625億円)を投じると予想されている。この額は2017年よりも5%大きく、その消費額全体の42%は社会階層Bクラス(富裕層)によって支出されるとみられている。同機関の予想では、Bクラスによる建材への支出は今年、17年に対して6%増えるようだ。伯メディアが3月29日付で伝えた。

 Bクラスに次いで大きな支出が見込まれているのは、支出額全体の35.56%を占めるとみられているCクラス(中間層)だ。最も裕福な階層であるAクラスが占める割合は17.35%、低所得層のDクラスと貧困層のEクラスは合わせて5.35%と予想されている。

 全国5地方の中では、ブラジルの建材消費全体の5割を担う南東部が建材小売業界にとって最大の市場であり、同地方における18年の建材消費は17年に対して7.3%拡大するとみられている。他の地方における消費の伸びは、南東部に次いで大きな市場である南部は5.1%、北東部は3.1%、中西部は1.4%、北部は1.0%と予想されている。

 なお、同機関が試算する建材への支出額は家庭内での消費、つまり、建設業者などの法人ではない個人消費者が自宅などで使用するために建材小売業者から購入するものだけが考慮されている。

 全国建材販売業者会(Anamaco)の2日付発表によれば、同会が今年3月26~29日に全国の建材小売業者530社に対して実施した調査の結果、18年3月の建材の小売売上高は前月を10%、17年3月を2%、それぞれ上回ったことが分かった。同会のクラウヂオ・コンズ会長はこの結果について、学校の長期休暇の終了や「3月の雨」に備えて屋根などの修繕を行う必要があることなどを背景として「歴史的に3月は(建設や改修などの)工事が再開される月だ」と説明する。

 同会の調査によると、調査対象品目の中で今年3月の売り上げが前の月に対して最も大きく伸びたのは塗料(15%増)だった。それに次ぐセラミックタイルは9%増、繊維強化セメント板(スレート板)は7%増だった。

 今年4月の売り上げについては、回答した建材小売業者の63%が3月を上回るとの見方を示した。また、全体の12%はこの先12カ月の間に新たな投資を行う意向を示し、15%は4月中に新たな人材を雇用したいと回答した。

2018年4月14日付

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