感動の橋幸夫チャリティー公演 すべての協力関係者に感謝を表し

感動の橋幸夫チャリティー公演 すべての協力関係者に感謝を表し
舞台下に降り、観客に囲まれながら歌う橋さん

2公演で満員の約3000人が来場

感動の橋幸夫チャリティー公演 すべての協力関係者に感謝を表し
紋付袴姿で歌う橋さん
 IPテレビ電話のレンタル業務を行うWILL株式会社主催、藤瀬圭子事務所と本紙が企画構成を行った「橋幸夫チャリティーコンサートinサンパウロ」が5日、サンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協大講堂で開催され、正午と午後3時からの2公演合わせて会場が2階席まで満員となる約3000人の来場者で埋まった。公演では、今回が3度目のブラジル訪問となった橋さんが「皆様がブラジルで頑張っておられることは我々にとっても大きな誇りです」と日系社会を称賛。「雨の中の二人」など思い出のヒット曲をメドレーで披露したほか、デビュー曲の「潮来笠(いたこがさ)」を歌い上げ、フィナーレでは「いつでも夢を」を会場と一体となって熱唱するなど感動の舞台となった。

 橋さんの公演を前に沖縄県出身のシューベルトまつださんが前座をつとめ、三線を片手に「涙(なだ)そうそう」「さーたーあんだぎーのうた」「100万粒の涙」などを披露、来場者と一緒になったカチャーシーで会場を盛り上げた。

 その後、白いスーツ姿で橋さんが登場。今回が3度目となる来伯で、1978年の1回目が聖市イビラプエラ体育館とパラナ州ロンドリーナ市の2カ所で公演を行ったことや、2回目が90年にNHK紅白歌合戦の衛星中継でブラジル出身歌手のマルシアと一緒に「いつでも夢を」を歌ったことなどを説明。主催者のWILL社をはじめ、様々な関係者の協力によって今回の公演が実現したことに感謝の気持ちを表した。

 17歳でデビューし、今年で芸能生活57年になるという橋さんは、思い出の歌として66年に発表された「雨の中の二人」をはじめ、「慕情のワルツ」「若いやつ」「すずらん娘」「恋のメキシカンロック」など10曲をメドレーで歌い上げ、舞台のスクリーン上に映し出された当時のレコードジャケットや橋さんの若い頃の映像等が観客の目を楽しませた。

 引き続き、66年にレコード大賞を受賞した「霧氷」を切なく歌った後、ブラジルをイメージしたと思われる薄緑色に斜めの黄色いラインが入った着流し姿に衣替え。夏祭りの雰囲気を漂わせる「花火音頭」で盛り上げた後、デビュー曲で今なお圧倒的な人気を誇る「潮来笠」を歌いながら舞台下へと降り、来場者と気軽に握手しながら「佐久の鯉太郎」「おけさ唄えば」を披露した。

 再び登壇した橋さんは、本人もドラマ出演したという「子連れ狼」に続き、昨年7月に発表し、静岡県牧之原台地を舞台に「お茶親善大使」にも任命されたという「ちゃっきり茶太郎」を歌い、場内を沸かせた。

 3度目の衣替えで白と紫の紋付袴姿で登場した橋さんは、「日本人で良かったと改めて思う」と言いながら、第60回伊勢神宮式年遷宮奉賛歌の「日本のこころ」をはじめ、「荒城の月」「ふるさと」を会場と一緒に歌った。橋さんは「世界中で日本人・日系人が頑張っておられますが、ブラジルのサンパウロが一番多いと聞きます。皆様がこの地で頑張っておられることは、我々にとっても大きな誇りです」と述べ、日系社会を称賛した。

 その後、舞台上では橋さんとWILL社の大倉満会長から今回の収益の目録が援協、憩の園、希望の家、こどものそのの日系福祉4団体代表に手渡され、橋さんと大倉会長にも聖市議会から表彰状が贈られた。

 フィナーレでは、「心の健康」として各公演で毎回ラストソングとして歌っているという「いつでも夢を」を会場と一体となって熱唱。「本当にありがとうございました。改めてお礼申し上げます」と橋さんは深々と頭を下げ、公演を締めくくった。

 企画構成を行った藤瀬圭子事務所の藤瀬さんは「皆様のお陰で無事終了し、パラグアイやベレンなど遠方をはじめ、たくさんの方々にご来場していただき、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを表していた。

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2017年3月7日付

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