【2019年新春特集】感謝の言葉 サンパウロ新聞・専務取締役 エレ―ナ・ナオミ・水本

2019年 新春特集号
感謝の言葉 サンパウロ新聞・専務取締役 エレーナ・ナオミ・水本
  
各 位 

 初めに愛読者の皆様の73年間のご支援に対し心から御礼申し上げます。

 また、海外における邦字新聞の存在価値を信じて下さった広告主の皆さまに感謝の意を捧げたく存じます。70年以上にわたり、誠実な皆様の尊いご協力のお陰で、日本国外において最大の日本語新聞の座を占める事が出来ました。日本の政府高官、大臣から企業まで恒常的なご支援を戴きました。それが無ければここまで辿り着く事は不可能でした。私どもの最大の誇りは、皇室の方々から温かいまなざしを戴いた事で御座います。

 長年ご厚誼頂きました皆様お一人々々御礼申し上げたいのですが、膨大なリストになりますので勝手ながら省略させて頂きます。

 皆様、本当にありがとうございました!

 ブラジル日本移民110年の歴史の現実は、一世移住者、日本語読者の老齢化により、廃刊という苦渋の決断を降さざるを得ませんでした。サンパウロ新聞の紙面報道の活動停止は一つの歴史の終りを迎えたものと理解しております。私どもは、新時代のデジタル報道への移行を考えております。新聞愛読者の皆様及び広告主の皆様には本当に申し訳ないと思っております。 

 ブラジル全域に日本文化普及の使命を担い、その実現に向かって邁進してきたと思っております。単に日本語による情報提供だけではなく、サンパウロ新聞は何よりも、健全な日系コミュニティの構築に協力してきました。広くブラジル人から尊敬されている日系人の徳性をアピ―ルするため、先祖から受け継いだ道徳の訓えに基づいた70年間にわたるサンパウロ新聞の努力が日系ブラジル人の自信獲得に貢献できた事で充分報われたものと思っております。

 今や私達は東洋文化と西洋文化を組み合わせた「日系文化」と呼ばれる小さな宝物を作り上げ、それがそのままブラジルの財産となりました。私達はこのマルチ文化の一員であり、忍耐、誠実、品格及び道徳を以って築き上げたこの財産を遺す事に誇りを感じ、感謝の念で一杯で御座います。

私達のコミュニティは、私たち自身の努力で勝ち取った素晴らしい特性を持っています。この特性を活かし、ブラジル発展に寄与していこうではありませんか。

専務取締役 エレ―ナ・ナオミ・水本

 
2019年1月1日付

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