授乳禁じる施設に制裁金 サンパウロ市で条例発効

授乳禁じる施設に制裁金 サンパウロ市で条例発効
いかなる施設も授乳を禁じられない(Foto: Francielle Caetano/Arquivo PMPA)

 公共の場における母親の授乳行為を妨げた施設に対して500レアルの制裁金を課すという条例が14日、サンパウロ市で発効した。伯メディアが同日付で伝えた。

 同条例が告知された官報によると「商業、文化、レクリエーション活動の場、もしくは公共、民間のサービスが提供される」あらゆる施設内において母親が自身の子供に授乳することを禁じた者に対して制裁金が課される。1度違反し、2年以内に再度違反した場合は2倍の制裁金が課される。

 違反の告発は地域の市役所支所に書面もしくは口頭で行うことができる。ただし、匿名で告発することはできない。告発が受理された場合、告発を受けた者は制裁金を納付するか、15日以内に反証を示さなければならない。

 同市のフェルナンド・ハダッド市長は今年4月、市内のいかなる施設内においても授乳することを保証する条例案に署名した。同条例は、授乳に当たっては「隔離されたスペース」である必要はないとしている。

 この条例案は、ある母親が2013年に同市内東部の文化施設「SESCベレンジーニョ」内において公共の場で授乳しないよう求められた後、アウレリオ・ノムラ市議によって提案された。授乳を禁じたSESCの行為はインターネット上で大きな波紋を呼び、これに抗議する母親らがSESCの施設内で「集団授乳」する事態に発展。SESCベレンジーニョは授乳を禁じた職員の行為を謝罪した。

2015年10月16日付

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