政府に軍、警察の支援要請 ベネズエラ国境の治安活動で=ロライマ知事

 ベネズエラと国境を接する北部ロライマ州のカンポス知事は8日、テメル大統領に対し、国境の治安活動強化のための国軍および連邦警察官の支援を要請する書簡を送付した。国内メディアが伝えた。

 同知事は、同州パカライマ市とベネズエラの国境地帯のパトロールにおける国軍の活動を可能にする「法と秩序の保証」の布告を要請している。同州文民警察の犯罪統計報告によれば、これらの国境地帯には多くの非合法ルートがあり、薬物、銃火器の取引や人身取引などに利用されているという。

 知事はまた、パカライマ市の連邦警察で活動する警察官および署長の派遣も要請している。政治的・経済的な混乱にあるベネズエラからは、多くの同国人がパカライマからブラジルに入国しており、その数は現在までに3万人以上とみられている。ブラジルへ入国したベネズエラ人による難民申請件数は今年上半期だけで約7600件に上る。警察官派遣の要請は、難民申請の処理と、国境地域の移住者による犯罪の捜査手続きの迅速化が目的とされている。

 同報告書ではまた、多くのベネズエラ人が入国した後、パカライマはじめ州内各市で犯罪発生件数が増加していることも指摘されている。

 同知事はこのほか、同州と隣接するアマゾナス州を通る国道174号線の州境地点の監査ポストにおける連邦職員の駐在も要請している。同国道は、国境から持ち込まれた薬物、武器などの輸送に利用されているという。

 大統領による許可が出された場合、3500人の陸軍兵士が国境パトロールに参加することが可能になるという。

2017年8月10日付け

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