政治家告発の民警捜査員の死 連邦警察が捜査に参加へ=ミナス州

 3月26日にミナス・ジェライス州文民警察捜査員のルカス・ゴメス・アルカンジョ氏が自宅で遺体で発見された件で、連邦警察が捜査に加わる見通しとエスタード紙が報じている。エウジェニオ・アラゴン法務相の要請によるもの。同捜査員は自身のソーシャルネットワークを通じて、ミナス州の元知事で、現在はPSDBの党首アエシオ・ネベス上議に対する批判、告発を行っていたことで知られる。地元メディアによれば、同氏は2002年以来、報復が疑われる4度の襲撃を受けており、片脚の後遺症のため杖を使っていた。

 遺体はベロ・オリゾンテ市内の自宅の自身の部屋で、ネクタイで首を吊った状態で発見された。同氏は精神疾患の治療のため1年間の休職中だった。家族は自殺の可能性を否定している。

 法務省は、「文民警察官の突然の死の状況を考慮し」、州文民警察の捜査を支援すると発表した。約2万3000人のユーザーがフォローしている自身のフェイスブック上の映像で、アルカンジョ氏は、ネベス上議が麻薬密売や資金洗浄、汚職などの不正と関連があったとして告発していた。文民警察内の汚職への批判もあったという。

 25日晩、同捜査官は自身のフェイスブック上に映像を投稿。ふさぎこんだ表情で、政治情勢に「嫌悪感」があると述べ、自身の手で首を絞める様子を残している。

 この捜査は、ベロ・オリゾンテ市西部のバレイロ第一警察署が担当している。文民警察は、この事件および、捜査に連邦警察が加わっていることに関してコメントはしないとしている。

 ネベス上議の広報部は、「政治とは全く関係がなく、警察の権限の問題。PT(労働者党)とその与党によって無責任に利用されていることは残念である。今必要なのは、家族の悲しみを尊重し、捜査の結果を待つこと」とのコメントを発表した。さらに同広報部は、ソーシャルネットワーク上でアルカンジョ氏によって行われた告発は訴えは、全く根拠のないもの、としている。

2016年4月1日付

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