文協シネマに150人が来場 上映前には「いきいき体操」も

文協シネマに150人が来場 上映前には「いきいき体操」も
上映前のいきいき体操の様子

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)と国際交流基金サンパウロ日本文化センター(洲崎勝所長)共催の「文協シネマ」が9日、サンパウロ市の文協小講堂で開催された。平日の午後1時からという時間設定の影響もあってか、会場には1世、2世の高齢者を中心とした約150人の来場者が集った。

 上映前には赤羽玲子氏による「いきいき体操」も行われ、来場者も和やかな雰囲気の中、体を動かした。その後、すぐに上映開始となり、来場者は谷崎潤一郎原作、市川崑監督映画「細雪(ささめゆき)」を鑑賞した。

 文協の松尾治副会長によると、以前開催していた文協シネマは、個人のコレクションを使用しており、「最後見に来た時は20、30人くらいしかいなかった」という。先月から復活した文協シネマは、国際交流基金サンパウロ日本文化センターと共催となり、入場無料を条件に同センターのフィルムを借りて行うことになったそうだ。今後も無料のまま、将来的には週1回の開催を目指す。

 同センター職員の三宅みのり氏は、「日本のクラシック(古典)でこんなに人がいっぱいになっているのが嬉しい。(同センターの)フィルムライブラリーも活用して日本の文化を紹介していけたら」と語った。

 会場で鑑賞していた野田由美さん(69、2世)は、ちょうど今年、原作を読んだところだったという。「(機械音などの)騒音とか音響が気になったけど、とても良い映画だった。ここの人たち(主催者)がよく働いてくれてそれだけでもありがたい」と微笑んでいた。

 次回は12月7日午後1時から同所で行われ、上映作品は山田洋次監督映画「学校II」が予定されている。

2017年11月17日付

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