新来記者日記(坂)

 今月半ば、20年ぶりにブラジル日本移民史料館を訪問した。気づいたのは、展示場所が7、8、9階と3階部分を使用していたこと。前回来た時は、7階と8階だけだったような気がするが。来館者は、記者以外に中年の日系人3人とブラジル人青年1人だった。これまでの移民船の模型、入植地の住居を再現したものや、当時の暮らしぶりや息遣いが感じ取れるものであった。一際目を引いたのは、日本人が持ち込んだりこちらで作成した脱穀機や畳表を制作する農機具など。記者が日本からこちらに来る際にもブラジルにも色々あると聞いていたが、捨てるのももったいないので日本から色々な家電製品や台所用品を持ちこんだ。やはり使い慣れた品質の良い日本からの電化製品は輸送費がそれなりに掛かったが、今では持ってきて良かったと満足している。もしかしたら、移住した先人たちも日本の住居を引き払う際に、家財を処分するかブラジルに持ってくるかで迷ったかも知れないが、「持ってきて良かった」とそんな声が聞こえるような気がした。(坂)

2016年8月30日付

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