日本とカナダが人気 ブラジル人の国外移住 増加続く

 外国で暮らすことを選択するブラジル人が増え続けている。国税庁のデータに基づいて伝えた3日付伯メディアによると、2018年に同庁に対して「最終的な出国」を宣言した、つまり「ブラジルから出て行く」と宣言したブラジル人の数は、17年の2万1236人を上回る2万2455人に上った。

 この国税庁に対する「最終的な出国宣言」は、ブラジル国外で生活を営むために国を出て行くすべてのブラジル人に義務付けられているもので、その申告数は近年の経済危機でブラジルが景気後退の最初の兆候を感じ始めた14年以降、増加し続けている。「最終的な出国」を宣言した人の数は、13年までは年間1万人を超えることはなかったが、14年には1万2241人と1万人の大台に乗り、15年に1万4612人に増え、16年にはついに2万人を超え、2万493人に達した。

 外国で暮らすことを選んだブラジル人達は一体どこへ向かっているのか。報道によると、外国人労働者を引き付けるために優遇政策を採っている国もあるが、彼らの目的地の中で最も伝統的なものは日本とカナダだ。日本とカナダは失業率が低くて高齢者人口が多く、労働力不足に悩まされているためだ。伯メディアは日本の領事館からの情報として、日本では政府が14の分野で外国人労働者を集めているとし、清掃や家事、製造業、エレクトロニクス、自動車、建設、農業などで求人があると伝えている。

 では、日本を目指すブラジル人とは一体どういう人達なのか。日本の求人に対する人材紹介などを手がけるTGK社(サンパウロ市)のアルマンド・シノザキ氏は「日本へ行くことを決断する人のプロフィルに劇的な変化があった。以前はある程度のお金を貯めることを目的とする人だったが、今日は、よりよい暮らしを求めてブラジルから出ることを望む家族連れだ」としている。

2019年4月3日付

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