日本在住の高齢者 腰が曲がる原因は?

 近頃ではかなり減ったが、日本には腰の曲がった高齢者が多い。腰が曲がった状態では歩きづらいのか、手押し車を押して歩く姿を日本ではよく見かけた。しかし、ブラジルではそのような高齢者を見かけることはなく、しっかりと歩いている。なぜ日本には腰の曲がった高齢者が多いのか。

 まず、腰が曲がってしまう原因は何か。ヘルニアなどの薬を開発するエーザイ株式会社が監修する医療関係者向けウェブサイト、パリエット(www.pariet.jp)によると、主な原因は「骨」「筋」「神経」だという。

 加齢により骨粗鬆症などを発症すると骨は骨折しやすくなる。それにより椎体の前方部分が潰れてしまい骨が圧迫され、背中から腰の骨が曲がってしまうという。筋力の衰えも一因だ。また腰を曲げて歩くと、下半身の痺れや痛みをつかさどる神経の圧迫を軽減でき、それが癖になってしまい、常時腰曲がりの状態を招くそうだ。

 しかし、これらが原因ならばブラジル人や在伯日本人にも起こりうること。ウェブ上で投稿者からの質問に、会員が答えるOKウェブ(http://okwave.jp/)の健康ページによると、ミネラルの違いが原因だという。日本の水は軟水で、ミネラル分が少ないが、ヨーロッパなどはミネラルが豊富な硬水が主だ。ミネラルには疲労回復効果や神経、筋肉の機能の正常化を促進する作用がある。またカルシウムを多く含む食品をたくさん食べることが骨を強化し、腰曲がり回避にもつながっているという。日本では家に入る時は靴を脱ぎ、畳に座る。猫背になりがちなこのような環境も原因としてあるようだ。

 予防法としては、ミネラルとカルシウムの摂取とできるだけ姿勢を正し、全身運動をすること。ラジオ体操は究極の全身運動と言えそうだ。ミネラルウォーターを買う際もできるだけミネラルの多い硬水を選ぶと良いだろう。

2015年5月22日付

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