日本濾過工業が販売拠点開設 油濾過装置のブラジル普及目指して

日本濾過工業が販売拠点開設 油濾過装置のブラジル普及目指して
来社した三浦専務、星野南米エリア・マネージャー(右から)
日本濾過工業が販売拠点開設 油濾過装置のブラジル普及目指して
色の違いが鮮明に出る濾過前(左)と濾過後の油

 日本国内外で油の濾過(ろか)機器を製造・販売する日本濾過工業が、ブラジルに新規販売拠点を開設している。

 同社の濾過装置「ミラクル・ボーイ」は、工場・製造所内で稼働する工業用油タンクが通常年間1回程度の油交換が必要になるのに対し、同装置を配備することで数十年間交換を不要にできるという。

 昨年、ブラジルに進出する日本企業2社が、ブラジルの工業用油を使用すると設備の性能を100%引き出せないことから、同装置導入に至っている。同装置導入によって、油によるトラブルや、交換時の生産性低下を回避でき、二酸化炭素削減も可能にする。同社の三浦克英専務は、環境に配慮する同装置の導入は一企業だけでなく、ブラジルの環境問題に貢献する上、世界的な地球温暖化防止にも寄与できると強調する。

 同社の星野浩史南米エリア・マネージャーは、競合他社との差別化を「同装置では酸化物の除去や油の粘度維持も実現させ、油交換を全く不要にするのは世界でこれしかない」と語る。

 拠点開設に当たり、「油を濾過する技術に関して知られていない」と普及活動から展開していく構えだ。現地日系企業への普及を前提に実績を積み、将来的にブラジル企業への導入も目指している。

 星野南米エリア・マネージャーは「営業によって、工場の原価率を支えていくことができるはず。普及活動に努めたい」と意気込む。

 同社への問い合わせは(メール=hoshino@roka.co.jp)まで。

2018年11月8日付

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