日本知る「衝撃」伝えたい JH総合Pの原研哉氏が来伯

日本知る「衝撃」伝えたい JH総合Pの原研哉氏が来伯
会見中の原さん

開館記念展示や公演など予定

日本知る「衝撃」伝えたい JH総合Pの原研哉氏が来伯
ジャパンハウスの外観(提供写真)
 6日に来伯したジャパンハウス(以下、JH)設計デザイン担当の隈研吾氏に続き、JHの総合プロデューサーを務める原研哉氏が8日にブラジルを訪問し、10日、報道陣向けの記者会見を行った。原氏の来伯は昨年の2月以来、1年ぶり。その間に玄関装飾の設置が行われたが、「パウリスタ大通りに良い印象が与えられている。サンパウロ市民に対しても興味深いメッセージになっていると思う」という印象を示した。

 サンパウロをはじめ、英国ロンドン、米国ロサンゼルスに開館する3つのJHには、伝統と最先端技術が融合した現代的な日本を伝えるという共通したコンセプトがあり、その中で原氏は親日家以外の現地の人々にも、日本を知る「衝撃」を伝えたいと述べた。同時に日本文化を理解するのは難しいとも話し、「分かりやすくするのならフジヤマ、ゲイシャなどを出せば簡単。しかし、理解ができた時の喜びはすごいと思う。来館者にそういう感覚を味わってもらいたい」と思いを語った。

 加えて簡素、簡潔な美意識や高い質のサービス、西洋にはない価値観に基づいた独自性などを他国にない日本文化として挙げ、「自分自身も日本文化を知らない者という感覚で、知らなかったことを知っていく過程を共有できたら」と述べた。

 オープニングイベントについては、MASP(サンパウロ美術館)でフラワーアーティストの東信さんによるインスタレーション、マルセロ・ダンタス企画局長による竹をテーマにした展示、さらに日本人大物ミュージシャンと当地のミュージシャンによるコンサートなどが予定されていると明かした。

 JHのプロジェクトを通じ、日本にいる才能を惜しみなく出していきたいと原氏は話し、「こういう施設は税金の無駄遣いと言われるが、自分はそういうことは真っ平ごめん。皆さんが期待するようなものができると思う。JHを経由して交流が深まれば良いなと思う」と、そのの意義を強調した。

 また、予定より建設が遅れている他のJH2館だが、原氏は2017年度中に開館する方向で進んでいるとした。

2017年2月14日付

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