日系社会の遺産調査(29) グァルーリョス日本人移民90周年記念碑

日系社会の遺産調査(29) グァルーリョス日本人移民90周年記念碑
除幕式の様子(1998年本紙撮影)
日系社会の遺産調査(29) グァルーリョス日本人移民90周年記念碑
グァルーリョス日本人移民90周年記念碑『希望の大地に』(2018年8月14日撮影)

 サンパウロ(聖)州グァルーリョス市ジャルジン・ローザ・デ・フランサ区の同市営動物園(Avenida Doná Glória Pagnoncelli, 344)内にある「グァルーリョス日本人移民90周年記念碑『希望の大地に』」は、1998年に同周年記念事業準備委員会(本村岳人会長)によって建立された。

 同碑は、同年9月27日に開催されたグァルーリョス日本人移民90周年記念祝典の記念事業として除幕式が行われ、在聖日本国総領事館の堀村隆彦総領事、ジョビンノ・カンジド同市長、野村丈吾聖州知事特別補佐官、下本八郎州議会議員、志村豊弘文協会長(すべて当時)らが来賓として出席した。同記念事業は同地の日系10団体が協力して催されたもの。

 揮毫(きごう)は小渕恵三内閣総理大臣(当時)が認(したた)めた「希望の大地に」の文字が刻まれている。

 同碑は、治安を考慮した末に同市の管理が行き届き易い動物園が建立場所として選定され、周囲には雪割桜、槇(まき)の樹が植樹された。

 隣接する池の一画には、同委員会の足立有基副会長(77、岐阜)が育てた錦鯉約20匹が放たれたが、現在は池に水を張っておらず、ポンプや管理小屋も移設されてしまった。

 建立当初は、地面より約30cmほど高台に設置されていたが、現在は周囲の舗装により平面に位置している。(つづく)

2018年11月2日付

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