旧100ドル札に注意!

使用不可、減額の国が増加

 旧紙幣の米ドル札、特に1996年以前に発行された100ドル紙幣の海外での使用が困難になっている。たとえ使用できたとしても額面の20%減額、つまり80ドル前後でしか取引できなくなっているという。14日付エスタード紙が報じた。
 このため海外旅行に行くブラジル人旅行者たちは悲鳴を上げている。ホテルの宿泊や買い物などの支払いで紙幣が使用できないか、額面以下の金額でしか受け付けてもらえないからだ。

 米国政府では毎年、新紙幣のドル札を大量に市場に供給してきた。それに加え、2001年と03年に発行された紙幣で多くの偽札が出回ったため、現在は旧紙幣のドル札が国際的にマークされているという。
 さらに、1980年代以降の旧紙幣も国によっては使用を拒否される場合がある。パウリスタ銀行外国為替業務部のロジェリオ・シルバ氏によると、昨年開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の会場でも、80年代以降の紙幣での支払いが認められなかったという。

◆大きな顔が目印

 96年以降の紙幣であれば(2001年と03年の紙幣を除く)使用について問題はないとされている。1996年以前の紙幣には、紙幣の中心部にある輪の中にベンジャミン・フランクリン氏の小さな顔が印刷されていたが、96年以降の紙幣からは同氏の大きな肖像が印刷されており、この「大きな顔」が紙幣の偽造を困難にしているからだという。

 特にヨーロッパやアジア、中東やチリでは、この紙幣のみを受け付けている商店も少なくない。しかし、伯国においては米国同様となっており、96年以前の紙幣とそれ以降の紙幣価値に違いはないため、為替業者間で普通に売買されている。このことを知らずに海外旅行で思わぬ損失を被る旅行者も多いため、海外に出かける際には注意を払う必要がある。

 また、88年に発行された紙幣は偽札が大量に出回っているため、ほとんど使用できなくなっている。2001年紙幣も新紙幣とはいえ、ペルーで偽札が発見されており、パキスタン経由で持ち込まれた疑惑が強まっている。
 紙幣を確認する際は、紙幣番号が「CB」もしくは「AB」で始まり、その下部に「B2」とある紙幣の場合は特に注意が必要となる。

2011年3月18日付

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