春薫絵画教室の伊藤薫さん 傘寿で60人の生徒らが祝福

春薫絵画教室の伊藤薫さん 傘寿で60人の生徒らが祝福
「80」のローソクの火を吹き消した後、笑顔を見せる伊藤さん(右)

 サンパウロ市ピニェイロス区のアトリエを拠点に活動している春薫絵画教室代表の伊藤薫さん(80、長崎)の傘寿の祝いが、18日午後6時半から同区の日本レストラン「秀樹寿司」で開かれ、生徒や友人など約60人が出席し、祝福した。

 同教室を開いて約15年になる伊藤さんは、エアブラシをはじめ、日本画、墨絵や近代画の技術を生徒たちに指導。これまでに欧米や日本などでプロとして活躍する人材も多数輩出している。

 この日の傘寿祝いで伊藤さんは、良い生徒たちに恵まれたことに感謝の気持ちを表し、「今日で80歳を迎えました。ありがとう」とあいさつすると、出席者たちから大きな拍手が送られた。

 夕食の歓談の後、「パラベンス・パラ・ヴォセ」の歌声とともに「80」のローソクの火を吹き消した伊藤さん。今年も県連主催の日本祭りで来場者の名前を漢字で書くボランティア活動を同会場の子供の広場で行うほか、現在制作中の長崎原爆被爆者への思いを込めた作品を来年、長崎市の原爆記念館に贈るための準備を進めている。また、今年12月には15日間にわたってピニェイロス区のアトリエで自身と生徒の作品を合わせた展覧会も行う予定だ。

 出席した生徒たちからは「80歳になっても、先生はまだまだ若いです」との声もあり、伊藤さんは生徒たちに囲まれながら充実した表情を見せていた。 

2017年6月23日付

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