最高裁案件の政治家捜査 連邦警察長官が年内完了の目標

最高裁案件の政治家捜査 連邦警察長官が年内完了の目標
ルシア最高裁長官とセゴビア連邦警察長官の会合(Foto:Divulgação/STF)

 フェルナンド・セゴビア連邦警察長官は10日、現在連邦最高裁判所で扱われている政治家などを対象とした200件以上の捜査について、今年年末までに全て完了させるとの目標を示した。同長官によると、これらの捜査の半数が国営石油ペトロブラスにからむ汚職の捜査「ラバ・ジャット作戦」に関連した案件となっている。国内メディアが同日付で伝えた。

 上・下院議員や国の大臣などの政治家に対する捜査は、裁判上の特権により最高裁で取り扱われることになっている。最新のデータによれば、現在最高裁で扱われている捜査案件は273件で、そのうち124件がラバ・ジャット作戦に関連した案件となっている。

 セゴビア長官は、カルメン・ルシア最高裁長官との会合後、「我々の目標は、現在すでに最高裁で扱われている全ての捜査を今年末までに完了させる事にある」とメディアに語った。同長官はさらに、これらの捜査を担当する署長の数を9人から17人に増やすことも明らかにした。また、捜査が今年の選挙戦に影響を及ぼす可能性についても、捜査を行い、その内容を社会と司法に引き渡すことは連邦警察の責任だと述べている。 

 連邦警察が進めている捜査の中には、ミシェル・テメル大統領に対して開かれた3件目の捜査も含まれている。この捜査では、2017年5月に同大統領が署名した港湾分野の大統領令に関する不正の疑いが調べられている。同捜査を担当するルイス・ロベルト・バローゾ最高裁判事は、大統領が連邦警察から送付された質問状に回答する期間として15日間を設定している。

 その他の2件の捜査については、昨年、連邦検察庁から最高裁に起訴状が提出されたが、下院の決定によりその司法手続きが停止されている。

 10日の会合では、最高裁でラバ・ジャット作戦の案件を担当し、昨年1月に飛行機事故で死去したテオリ・ザバスキ判事の死亡に関する捜査についても話し合われた。

 連邦警察による同事故の捜査は完了に近づいており、現時点では、この事故が意図的なものであった可能性は排除されており、人為的なミスがあった可能性が捜査の主な筋になっているという。

2018年1月12日付け

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password