有債務世帯また減少 3カ月連続 15年3月以来の低水準に

 サンパウロ市内の世帯の中で何らかの借金を抱える世帯の割合が3カ月連続で縮小した。サンパウロ州商業連盟(FecomercioSP)が示したデータに基いて伝えた17日付伯メディアによると、2017年2月の同割合は前の月に比べて0・7ポイント、16年2月に比べて2・6ポイント、それぞれ低い48・5%。15年3月以降で最も低い水準だった。

 絶対数では、今年2月時点で何らかの借金を抱えていたサンパウロ市内の世帯は187万3000世帯。1月時点よりも2万6000世帯、そして16年2月時点よりも8万6000世帯、それぞれ少なかった。

 同連盟は有債務世帯の2月の減少について、昨年末支給の13カ月目給与(ボーナス)が借金返済に充てられたということだけでなく、不況と失業の恐怖を前にしてクレジットの利用を嫌っている消費者らの保守主義が影響したものとみている。

 世帯月収別では、10最低賃金(9370レアル)以下の世帯の有債務率は1月の54・0%から52・8%へ下がった。逆に、世帯月収が10最賃を超える世帯の有債務率は35・4%から35・9%に上がった。

 債務の種類別(複数回答)では、クレジットカードによる債務を持つ世帯は70・0%と最も多く、ほかは小売店等が独自で組む割賦13・3%、個人融資12・2%、自動車ローン12・0%、住宅ローン11・9%、特別小切手(融資枠付小切手)7・7%、ペイデイローン(給料担保融資)3・6%という具合だった。

 今年2月時点で支払期限が過ぎている請求を持つ世帯の割合は16年2月の17・1%に比べて0・6ポイント低かった。また、翌月の請求を支払える状態にないとする世帯の割合は1月の7・4%から8・4%へ、2カ月連続で上昇した。これは16年2月時の割合(6・5%)をも上回っている。

 支払い遅延期間については、支払期限が過ぎている請求を持つと答えた世帯の57・9%が90日以上と回答。30~90日の遅れとしたのは23・3%、30日以内との回答は17・3%だった。

2017年3月18日付

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